アミューズ、同性婚訴訟の「違憲」判決に声明「生まれた個性に誇りをもって生きていける社会の実現を願う舞台作品の企画を」
芸能事務所アミューズの法務部は30日、公式Xを更新し同性婚を認めない民法などの規定は憲法違反とした東京高裁の控訴審判決を受け声明を発表した。舞台情報を発信する公式アカウントもまた続いた。
東京高裁の控訴審判決を受け声明
芸能事務所アミューズの法務部は30日、公式Xを更新し同性婚を認めない民法などの規定は憲法違反とした東京高裁の控訴審判決を受け声明を発表した。舞台情報を発信する公式アカウントもまた続いた。
同性カップルらが国に対し損害賠償を求めた同問題。東京高裁は控訴審判決で規定は憲法違反とした。
これを受け同社の法務部は「本日午前10時、東京高等裁判所(東京高裁)が、いわゆる同性婚を認めていない現状は憲法に違反するとの判決を出した、との報道がありました。(ただし、当職らにおいて判決文はまだ確認できておりません。)東京高裁という、最高裁判所に次いで影響力を持つ裁判所がそのような判決を出したことの重みは計り知れないと思います。各人が持って生まれた個性に誇りをもって生きていける社会の実現を願うばかりです。多様性をテーマとした作品等によって皆様の心に彩りをお届けできるよう、引き続き微力を尽くします」と声明を発表。
また舞台情報を発信する同社の公式Xアカウント「アミューズSTAGE」も「アミューズでは、生まれた個性に誇りをもって生きていける社会の実現を願う舞台作品の企画・製作を行っております。『キンキーブーツ』では『Just be who you wanna be(なりたい自分になりなさい)』というメッセージとともに、お客様の人生を彩る作品をこれからも製作してまいります」と続いた。
次のページへ (2/2)
【写真】アミューズSTAGE公式Xの実際の投稿