漫才コンビ・ブラックマヨネーズの吉田敬が1日、火曜レギュラーを務める関西テレビ『旬感LIVEとれたてっ!』（月～金曜午後1時50分）に出演。石破新内閣の発足当日、番組では“国民が議論を望む政治課題”の調査で1位が“物価高”だったと伝えた。家計が苦しい中、さらに今月の“値上げラッシュ”を取り上げた。

　郵便物などとともに、食料品はペットボトル、ハム・ソーセージなど2900品目以上が値上がりし、2022年に10円から12円となった“うまい棒”は15円に。進行の同局・藤本景子アナウンサーが「今まで12円、すごいなと思うんです。ありがたいお菓子だったんですが、これが15円になる。いよいよですね」と紹介した。

　MC・青木源太アナウンサーは「原因としては原材料費、資材費、物流費、円安、人件費さまざまあります。複合的に絡み合ってると思いますけれども、”うまい棒”がいよいよ15円の時代になりました」と伝えた。

　吉田は「“うまい棒”が12円になるときに、社長さんがテレビで“ごめんなさい”みたいに言うてはって。“いや、それ仕方ないです”（って）。みんなが愛してるお菓子ですやん」と2年前に国民がフォローしたことを振り返った上で、「だって“うまい棒”のキャラクター“うまえもん”ですよ。そっくりやな思うたら、妹いるんです」と発言。藤本アナが「まさか」と声を上げると、「うまみちゃん!」と予想通りの回答をし、スタジオから笑いが起こった。

　国民的人気キャラクターにそっくりだが、吉田は「そんなんで許されてんのは、みんなが“ええやん!　うまい棒やったら!”（と思ってるから）」と断言し、「だから、オレ、30円…50円ぐらいの“高い棒”になっても買いたいです」と宣言した。青木アナは「今までが別に“安い棒”だったわけじゃないですから」とつっこんだ。

　青木アナが「（おやつの上限金額がある）遠足とかのときに、最後に10円単位の“うまい棒”で調整とかしてたんですよ。それがなかなかちょっと難しくなるなという感じですね」と明かすと、吉田は「うん。“30円調整でこんなにも増えるんや”みたいなね」と共感していた。