フリーアナウンサーの古舘伊知郎が、息子で俳優・歌手の古舘佑太郎と26日放送のジテレビ系バラエティー特番『アウト×デラックス2024 世界中の誰よりアウト集結SP』（午後10時）で初共演する。

　同番組は矢部浩之（ナインティナイン）＆マツコ・デラックスと共に、ゲストがアウトなトークを展開するトークバラエティー。2022年3月にレギュラー放送が終了するも、アウト軍団の唯一無二の面白さが話題を呼び、今年1月の放送から、約半年ぶりに早くも4度目の特番として放送が決定した。

　先日発表した中山美穂のほか、古舘親子、矢部とは『めちゃ2イケてるッ！』最終回（18年）以来6年ぶりの共演となるオアシズ（大久保佳代子、光浦靖子）、フジテレビ入社1年目の新人アナウンサーながら、ベテランの貫禄を漂わせていることで話題の上垣皓太朗アナらが出演する。

「お父さんに自信を奪われた2世タレント」として、スタジオに登場した佑太郎。佑太郎は、08年にロックバンド・The SALOVERSを結成。高校時代に結成したこのバンドで、19歳の時、メジャーデビュー。その後は、ソロでも活動し、連続テレビ小説『ひよっこ』（17年／NHK）への出演や、主演作の映画が数々公開されるなど、現在、俳優・ミュージシャンとして活躍中。父が古舘伊知郎だということは公表していたものの、佑太郎の口から積極的に父について語られることはなく、テレビでの共演もゼロ。その理由の一つに「5歳の時に、父に劣等感を与えられた」と明かす。

　その他にも、父・伊知郎のアウトな言動が佑太郎の人格形成に大きく影響したというが、そんな父に実際のところを聞いてみようと、今回、父・伊知郎がスタジオに登場し、テレビ初共演が実現した。登場するやいなや、早速息子の佑太郎にダメ出しを連発。伊知郎は「息子で笑ったことがない」と言い放ち、スタジオでの息子の発言に物申す。冗舌な父に押され気味の佑太郎だが、あの古舘伊知郎を言い負かすことができるのは息子しかいないと南海キャンディーズの山里亮太が応援し、佑太郎が伊知郎のアウトエピソードを大放出。親子での共演を避けてきた2人がなぜ『アウト×デラックス』で初共演を果たしたのか。お互いの抱えていた思いをテレビで初めて吐き出す。