NHK『あさイチ』（月～金曜午前8時15分）の27日の放送に、連続テレビ小説『虎に翼』（月～土曜午前8時）で桂場を演じる俳優・松山ケンイチと朋一役の井上祐貴がゲスト出演し、オープニングでMC・鈴木奈穂子アナウンサーと朝ドラについてトークを展開した。鈴木アナは目の前の2人とドラマで演じる役の雰囲気との違いに思わず笑ってしまうほど驚いていた。

（※以下、ドラマの内容に関する記述があります）

　この日放送された『虎に翼』では、主人公・寅子（伊藤沙莉）が、息子・朋一や娘・のどか（尾碕真花）との溝を埋められずに悩む航一（岡田将生）を支えたり、花江（森田望智）と玲美（菊池和澄）の関係を心配する様子などが描かれた。

『あさイチ』では冒頭、松山と井上、鈴木アナの3人で登場。松山が元気にオープニングのあいさつをすると、鈴木アナが「桂場さんと朋一さんと一緒に今日はね、オープニングです」と紹介。続いて松山と井上が「お願いします」とそれぞれ、明るく爽やかな笑顔であいさつした。この姿に鈴木アナは「ちょっと待って。全然2人とも雰囲気が違い過ぎて」と笑いながらも驚いていた。

　さらに鈴木アナは井上に向かって「朋一さん、井上祐貴さんと全然違うんですけど雰囲気。ちょっと、いろいろ抱えていますね。モヤモヤね」と語りかけた。井上は「今日のオンエアでは寅子さんが難しい問題に直面しているな、という思いで見ていました」と語った。

　すると、松山は「今、朋一役としてしゃべっているの？　どうすればいいの？」と井上に質問。井上は「絶対に違います。僕もどうしたらいいか分からないぐらい」。松山は「本人で言えばいいんだよね」と確認していた。

　そこに大吉が登場し、松山と井上が昨年の大河ドラマ『どうする家康』で親子を演じていたと紹介したが、松山は「この間、話していたんですけど、絡みがあったっけ？　って話になったんだよね、朝ドラで。何でこのキャスティングなんだろう？」と語り周囲を笑いに包んでいた。