一ノ瀬颯、『若草物語』新聞社の記者役「心から光栄」 堀田真由演じる主人公の幼馴染

俳優の一ノ瀬颯が10月スタートの日本テレビ系連続ドラマ『若草物語―恋する姉妹と恋せぬ私―』(日曜午後10時30分)に出演することが20日、発表された。堀田真由演じる主人公・町田涼の幼なじみを演じる。

ドラマ『若草物語―恋する姉妹と恋せぬ私―』に出演する一ノ瀬颯【写真:(C)日本テレビ】
ドラマ『若草物語―恋する姉妹と恋せぬ私―』に出演する一ノ瀬颯【写真:(C)日本テレビ】

不朽の大ベストセラー「若草物語」が原案

 俳優の一ノ瀬颯が10月スタートの日本テレビ系連続ドラマ『若草物語―恋する姉妹と恋せぬ私―』(日曜午後10時30分)に出演することが20日、発表された。堀田真由演じる主人公・町田涼の幼なじみを演じる。

 本作は、アメリカの作家、ルイーザ・メイ・オルコットが手がけた不朽の大ベストセラー『若草物語』が原案。「もしあの四姉妹が令和ニッポンに生きていたら…」という着想から、舞台を大胆に現代に置き換えて描かれる、社会派シスターフッドコメディー。ストーリーの中心となる町田家の四姉妹を、堀田(次女)、仁村紗和(長女)、畑芽育(四女)、長濱ねる(三女)が演じる。

 今回発表となった一ノ瀬が演じる行城律(ゆきしろ・りつ)は、四姉妹の次女・町田涼の20年来の幼なじみ。早くに両親を亡くし、ホテル経営者である祖父のもとで育った律は、新聞社の文化部で記者として働いているという役どころ。

 涼にとって律は、性別の垣根を越えた“唯一無二の親友”。一方、律にとって涼は、幼い頃からひそかに想いを寄せる“好きな人”。高校時代の“ある出来事”をきっかけに、一度は彼女への想いを断ち切ろうとした律だったが、ひょんなことから運命的な再会を果たす。

 一ノ瀬は、2019年『騎士竜戦隊リュウソウジャー』(テレビ朝日)で主演を務め俳優デビュー。これまで大河ドラマ『麒麟がくる』(NHK)をはじめ数多くの作品に出演。爽やかな風貌と確かな演技力で活躍の幅を広げるなど、現在ドラマや映画に引っ張りだこの若手人気俳優だ。

 出演が決まり「幼少期より馴染みのあった『若草物語』の世界に、“行城律”として生きられることを、心から光栄に思います! 原案小説の骨子を継承しつつも、現代にぴったりとマッチする物語、かつ登場するキャラクターも多種多様なので、あらゆる方に楽しんでいただける作品になると確信しています。活気溢れるキャストとスタッフで、令和版『若草物語』を作り上げていくのがとても楽しみです。シーンによって変わるテンポ感や空気感、堀田真由さん演じる涼と律の関係性にもぜひご注目ください!」とコメントを寄せた。

 プロデューサーの森有紗氏は「私自身が原案小説『若草物語』の中で特に好きなところが、四姉妹の次女・ジョーと、その幼馴染・ローリーの唯一無二の関係性。少女向けの物語の世界では、『シンデレラ』しかり『白雪姫』しかり、古くからヒロインと素敵な男性が結ばれる結末が王道であり鉄板。しかし小説『若草物語』の著者であるルイーザ・メイ・オルコットは、およそ150年前、自身の日記の中で、『ジョーとローリーを結婚させたりはしない』とはっきりと記しています。時代は移り変わり、人々の価値観も多様化していく中、ジョーとローリーそれぞれをモデルにした涼と律はどのような結末を迎えるのか…? 原案小説のローリーのイメージにもぴったり合う一ノ瀬さんが律を演じてくださることになり、私自身心強くもあり、うきうきと胸躍るような気持ちです。是非皆さまにも、“涼と律ならではのハッピーエンド”を見届けていただけると嬉しいです」と呼びかけた。

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