落語家・笑福亭智六さん、持病悪化のため45歳で死去 近年は闘病しながら高座

吉本興業は3日、落語家の笑福亭智六さんが持病の悪化のため5月29日に逝去したと発表した。45歳だった。

笑福亭智六さん【写真:(C)YOSHIMOTO KOGYO CO.,LTD.】
笑福亭智六さん【写真:(C)YOSHIMOTO KOGYO CO.,LTD.】

4月22日の公演が最後に

 吉本興業は3日、落語家の笑福亭智六さんが持病の悪化のため5月29日に逝去したと発表した。45歳だった。

 兵庫県神戸市出身の智六さんは大学卒業後の2007年に笑福亭仁智に入門。天満天神繁昌亭をはじめ関西を中心に活躍した。

「動物園」「相撲場風景」を十八番として、独特な世界観のある創作落語も人気だった。近年は闘病生活を送りながら高座をつとめ、4月22日の公演が最後の高座となっていた。

 なお通夜・告別式は近親者のみにて執り行われたという。

 吉本興業は「故人生前に賜りましたご厚誼に深く感謝しますとともに、謹んでお知らせ申し上げます」としている。

次のページへ (2/2) 【写真】最後の高座となる約1週間前の元気な様子
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