タレントの小籔千豊が10日、金曜レギュラーを務める関西テレビ『旬感LIVEとれたてっ！』（月～金曜午後1時50分）に生出演した。番組では週刊文春に性的行為強要疑惑を報じられたダウンタウン・松本人志が、文春側に約5億5千万円の損害賠償と記事の訂正を求めた裁判を取り上げた。FNNの新たな情報として、東京地裁に提出された松本側の準備書面を独自に閲覧したとし、『性被害を訴えているA子さん、B子さんとされる人物を明らかにすることが不可欠である』と身元の特定を求めた上で、書面の中で『これまでの人生でA子さん、B子さんとされる女性のみならず、いかなる女性に対しても同意を得ることなく性的行為を強制したことなど一切ない』と主張しているとした。

　感想を求められた小籔は「今回の裁判に限ってですけど、松本さんはそんな強制的にはしてないのに（文春側が）書いて怒ってる、文春さんは『何いうとんねん、お前。オレ聞いたんホンマや。こいつは強制的にやっとんねん』という闘いじゃないですか」とした上で、「何となくA子さんとか、B子さんが（松本側を直接）訴えたりとか、A子さんとB子さんと（松本側が）裁判になったりとかしたら、あんまり僕も、相手も一般の方で被害者おったりとかしたら、あんまり言われへんなと思うんですけど。マスコミさんとの闘いやから、ちょっと気持ちが軽くなるというか、早く決着つけてほしいと思うし。松本さんが勝とうが、負けようが、出てきたとき一発目、どんなことしはんのかすごい興味あるので。早いとこ裁判終わってほしいと思いますね」と早期解決を希望した。

　MCの青木源太アナウンサーが「（松本は）この裁判に集中するためにいま、活動を休止されてるわけですからね」と補足すると、小籔は「裁判もすごい考えてはると思うんですけど、『オレなんか次、どうやって出よう。出るとき何言おう』のプレッシャーもドンドンドンドン上がってくるんちゃうかなと思うんですね。そっちも気になりますね」と話していた。

　なお、3月28日に行われた第1回口頭弁論で文春側は同意ない性的行為はいずれも真実と主張している。次回は6月5日に非公開で行われる。