柳俊太郎、骨折→失神もポジティブ発言「次につながるチャンス」 学生時代はバレーボール部

俳優の柳俊太郎が2日、都内で行われた映画『バジーノイズ』特別前夜祭に出席し、骨折によって人生が変わったことを明かした。イベントには、ダブル主演を務めた川西拓実、桜田ひより、井之脇海、風間太樹監督も参加した。

特別前夜祭に出席した柳俊太郎【写真:ENCOUNT編集部】
特別前夜祭に出席した柳俊太郎【写真:ENCOUNT編集部】

映画『バジーノイズ』特別前夜祭に出席

 俳優の柳俊太郎が2日、都内で行われた映画『バジーノイズ』特別前夜祭に出席し、骨折によって人生が変わったことを明かした。イベントには、ダブル主演を務めた川西拓実、桜田ひより、井之脇海、風間太樹監督も参加した。

 本作は、ビッグコミックスピリッツで連載されていたむつき潤の同名コミックを、ドラマ『silent』などの風間監督で実写映画化。友達も恋人も作らず、頭の中に流れている音楽だけに寄り添って生きている青年・清澄(川西)の元バンドメンバーで先輩ミュージシャンの陸を演じている。

 劇中、主人公の清澄は、桜田演じる潮と出会い人生が変わっていく。そのストーリーにちなみ「私の人生を変えた○○との出会い」というお題が出されると、柳は「骨折」とフリップを出す。会場がどよめくなか柳は「骨折ってめちゃくちゃ痛いですよね」と切り出すと「僕は学生時代バレーボール部に入っていたのですが、着地した瞬間に、左のすねを骨折し痛すぎて失神してしまったんです。部活も学校も行けなくて、暇で寝ているときに映画や音楽と出会って、そのことがきっかけで『MEN’S NON-NO』という雑誌のモデルに繋がったんです」と説明する。

 さらに柳は「骨折に感謝じゃないですが、怪我も全然次につながるチャンスなんだなと思えたら、怪我なんて怖くないぜと思えました」と回答すると、川西も柳のポジティブシンキングに感動していた。

 この日はサプライズで原作者であるむつき潤から登壇者に手紙が贈られる。柳は劇中、初心者ながら、華麗なベースプレイを披露しているが「陸としてどう映るかを考えながら、体の一部のように楽器を扱うのは本当に大変だったと思います。音楽の中でベースという音が担う役割と同じく、音楽映画としての説得力を円井さんとおふたりで見事に体現されていました。すばらしかったです」とむつきからコメントが寄せられると、柳は「こんな言葉をいただけて感無量です。非常にうれしいです」としみじみ語っていた。

※柳俊太郎の「柳」の正式表記は旧漢字

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