春になり、ツバメが巣作りに励む様子が見られ始めた。巣が作られた家には幸運が訪れるともいわれるが、それが屋内にあったら…。そんな驚きの1枚がクオリティーの高さも相まって話題に。製作者に詳しく話を聞いた。

軽トラからセンチュリー、バイクにバギー…大御所タレントの仰天愛車遍歴（JAF Mate Onlineへ）

「昨日こっそり作って飾ったけど、まだ家族の誰も気付いていない」と記された投稿。白い壁紙が貼られた部屋の片隅、コーナーテーブルの上にはレゴブロックで作られたツバメの巣が置かれていた。巣の中には子が3匹だろうか。親ツバメがエサを与える様子がリアルに作られている。

　投稿者のウメマルコ（@umemaruko7）さんは「今までインスタグラムとXに作品を載せていましたが、今回このように多くの方に見てもらえては初めてでうれしかったです。たくさんの投稿の中から私の作品に興味をもっていただき光栄です」と喜びを口にした。

　大人になってからレゴブロックにハマったというウメマルコさん。趣味の範囲で活動しているとのことだが、個展やグループ展などで作品を発表することもあるほどの実力の持ち主だ。「お店で並べられていた商品が、私が子どもの頃に見た事があったレゴよりずっと進化していることに驚いて買ってみたのがきっかけです」。見ないうちに発展していたことに驚き、興味を引かれたのだそうだ。

　以前から家のリビングに季節感のあるものをレゴで作って飾る、ということを趣味にしてきたというウメマルコさん。「春のこの時期だったら、ツバメが子育てをしている姿がかわいいかなと思って作りました」と今回“ツバメの巣”を作成しようとした理由を告白。また自身の子どもたちが実際のツバメの親子を見たことがなかったことも、作成に至った理由の1つだったという。

　作成時間は2時間。家族ぐるみでのレゴ好きが高じて、これまでに集めたブロックを使用、製作のために費やした金額は0円だと明かした。「作るより天井付近に飾ることの方が大変でした。脚立に上ったり、コーナーラックを付けたり…」と製作の裏話も披露。気になる肝心の子どもたちの反応を尋ねると「作って飾った翌日、学校から帰って気付いてくれて『えーっ！何これ！すごーい！』と子どもたちは喜んでくれました。親子で本物のツバメについての話もしました」と手ごたえバッチリだ。

　精巧な完成度にX上では「家の中大丈夫なんかなぁ…て思ったらLEGOですごすぎました」「自分で作られたんですか？　すごい！」「おうちの中でこんなワクワクが味わえるとは…ご家族羨ましいです」「赤ちゃん鳥の口の表現すごいですね」「こういう発想力本気で羨ましい」「これはめちゃくちゃほしい…かわええ…」と驚きの声が多数寄せられていた。