俳優のムロツヨシが、28日放送のフジテレビ系『だれかtoなかい』（日曜午後9時）にMCとして出演。養成所時代にエキストラとして行った撮影現場で出会ったダンディー俳優・舘ひろしとのエピソードを語った。

　番組MCの中居正広に舘との共演経験を聞かれたムロは「私19歳から役者を志しておりまして養成所に行ってたんですね。そこで、エキストラの募集で行ったライブハウスのシーンで舘さんもいらっしゃたんですよ」と、約29年前の若いころに出会っていたことを明かした。

　ムロは「（撮影）監督の後ろのモニターが見えるところに、なぜか生意気に陣取って見てたんですよ。『こうやって撮るんだ』みたいな」と、当時の状況を話す。「シーンが終わってもまだ見ていたら、舘さんが知らない間にいらっしゃって。後ろから『ごめんよ』ってモニターをチェックされたんですよ。だから僕はその時、両肩触られてるんです」と自慢げに語った。

　舘は「新宿鮫じゃないですかね」と、1995年からNHK-BSでシリーズ化された主演ドラマ『新宿鮫』のロケだったと回想。ムロも「新宿鮫です！」と、うれしそうに応えていた。興奮が止まらないムロは「その両肩の感触が忘れられずに、うれしさで同じ研究生たちに自慢してましたもん、『舘さんに触られた』って」と語り、舘や中居を苦笑させていた。