モモコグミカンパニー、短編小説『コーヒーと失恋話』発売 自身初の「恋愛」テーマ

小説家のモモコグミカンパニーが、初の短編小説集『コーヒーと失恋話』を5月20日に発売することが、27日に発表された。

モモコグミカンパニー初の短編小説集『コーヒーと失恋話』
モモコグミカンパニー初の短編小説集『コーヒーと失恋話』

アポ取りや取材、記事作成まですべて1人で実施

 小説家のモモコグミカンパニーが、初の短編小説集『コーヒーと失恋話』を5月20日に発売することが、27日に発表された。

 本書は、モモコグミカンパニーのオフィシャルWEBサイト『うたた寝のお時間』で連載されてきた『コーヒーと失恋話』10話に、同連載からインスピレーションを得た「恋愛」をテーマにした書き下ろし小説10編を加えた初めての短編小説集。

 2021年9月から全10回に渡り連載されてきた『コーヒーと失恋話』は、喫茶店好きのモモコが自らアポを取り、取材、記事作成、写真撮影まで1人で実施し、記事にまとめてきた。書籍化にあたり、10記事からのインスピレーションをもとに、「恋愛」をテーマにしたオリジナル短編を執筆。さまざまな形の「恋愛」が描かれている。

 モモコグミカンパニーはこれまで、『御伽の国のみくる』『悪魔のコーラス』の2冊の長編小説と、『目を合わせるということ』『きみが夢にでてきたよ』『解散ノート』の3冊のエッセイを出版。「恋愛」をテーマにした短編小説集はこれが初となる。

 また、同作のスペシャル版も数量限定で発売が決定。モモコグミカンパニーのオフィシャルファンクラブ『M club』では、FCオリジナル表紙の『コーヒーと失恋話』が2パターンの特典とともに発売される。1つはオリジナル表紙に加え、モモコによる購入者の名前入り直筆サイン付き生写真付き。もう1つはオリジナル表紙に加え、モモコによる直筆サイン付き生写真付きとなる。

 さらに出版元のSW通販では、オリジナルZINE(ジン)付きバージョンを発売。ZINE(ジン)とは、個人やグループが行った「自主的な出版活動」のこと。21年に本プロジェクトを立ち上げたときのことから、取材での体験談、なぜ「恋愛」をテーマに小説を書こうと思ったかなど、モモコグミカンパニーがロングインタビューが収録されている。同書には、ZINE用の撮り下ろし写真や取材ノートの一部なども掲載される予定。

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