世界最高峰の舞台でまさかの愚行 デビュー戦反則負け→そのままクビに「信じられない」

格闘技イベント「UFCファイトナイト・ラスベガス89」が日本時間24日、行われている。プレリムで行われたフライ級マッチでまさかの反則が起きた。

イーゴル・セベリーノ【写真:Getty Images】
イーゴル・セベリーノ【写真:Getty Images】

組みの展開で発生した珍事件

 格闘技イベント「UFCファイトナイト・ラスベガス89」が日本時間24日、行われている。プレリムで行われたフライ級マッチでまさかの反則が起きた。

 MMA世界最高峰の舞台で信じられない行為。“事件”が起きたのは、「イーゴル・セベリーノvs.アンドレ・リマ」のブラジル人対決だった。セベリーノが対戦相手であるリマの腕に噛みついた。

 組みの展開が多かったこの試合。“噛みつき”が起きたのは2Rだった。セベリーノがリマのバックを取り、ケージ際に押し付ける。リマが噛みつかれたことをアピールするとレフェリーが「タイム!」と試合を止めた。

 タトゥーではない。リマの左腕には人間に噛まれたあとがあった。

 レフェリーは「disqualification(失格)」と宣言。セベリーノのもとへ行くと「噛んだね?」と確認。セベリーノが「ノー」と答えると「いやお前はやった」と厳しく説明していた。

 セベリーノは今回がUFCデビュー戦となっていたが、今回の反則行為を受け、UFCからリリースされることがアナウンスされている。

 この愚行にファンからは「信じられない」「なぜこんなことでキャリアを台無しにしたいの」「UFCで噛みつきは見たことがない」「一生に一度」「マウスピースを入れたまま、どうやって」「噛みつきのためにすべてを投げ出すなんてとんでもない」などの声が寄せられている。

次のページへ (2/2) 【写真】まさかの愚行で対戦相手の腕には“傷跡”
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