『不適切にも』令和の“恋愛”に一石を投じる SNSざわつく「一番共感した」「すごくわかる」

俳優の阿部サダヲが主演を務めるTBS系連続ドラマ『不適切にもほどがある!』(金曜午後10時)の第9話「分類しなきゃダメですか?」が放送され、磯村勇斗演じる秋津真彦の発言に視聴者からは共感の声があがっている。

秋津真彦を演じる磯村勇斗【写真:(C)TBS】
秋津真彦を演じる磯村勇斗【写真:(C)TBS】

恋活・婚活アプリをめぐるトーク

 俳優の阿部サダヲが主演を務めるTBS系連続ドラマ『不適切にもほどがある!』(金曜午後10時)の第9話「分類しなきゃダメですか?」が放送され、磯村勇斗演じる秋津真彦の発言に視聴者からは共感の声があがっている。

 同作は、阿部演じる昭和のおじさん・小川市郎が、ひょんなことから1986年から2024年の現代へタイムスリップし、令和では“不適切”なコンプライアンス度外視の発言をさく裂。コンプラで縛られた令和の人々に考えるキッカケを与えていく意識低い系タイムスリップコメディー。宮藤官九郎氏が脚本を務める。

(※以下、ドラマの内容に関する記述があります)

 第9話では、レトロな喫茶店・すきゃんだるで、秋津が市郎、犬島渚(仲里依紗)に、恋活・婚活アプリ「Un-MAY(ウンメイ)」を社内モニターとして利用していることを明かした。

 アプリの特徴を「年齢、性自認、学歴、年収、性格、趣味、行きたいお店、好きな焼き肉の部位まで細かく分類することで属性の違う相手とのマッチングを事前に回避することができるんです」と紹介したが、渚は「そこまで分かったらさ。マッチしてもしゃべることなくない?」と疑問を投げかけた。

 そこで市郎は、秋津が歯磨き時の写真でアプリ登録し、本人になりすましながら出会いを求めた。

 その後、場面が切り替わり秋津の自宅ソファーでくつろぐ市郎は「はい。来た~6人目。証券会社に務める恭子さんからメッセージ。どうする?」とスマホを操作しながら秋津に質問。秋津は「会いませんよ。アプリの問題点が明確になったので」と答え、市郎は「確かに。(写真を)加工しすぎて、かわいいの向こう側いっちゃってる子も少なくない」とボヤいた。

 その上で、秋津は「恋愛しなきゃダメですか? そもそも恋愛ってなんですか。付き合うまでが恋愛ですか。付き合っている状態をキープするのが恋愛ですか。付き合って結婚するまでの期間が恋愛ですか?」と意見をぶつけた。

 しかし、秋津はマッチングアプリでマッチした証券会社勤務の矢野恭子(守屋麗奈)と待ち合わせ。やりとりを重ねるも、最終的には振られてしまった。

 このやりとりに、ネット上では「秋津くんの、恋愛しなきゃダメですか? そもそも恋愛ってなんですか? というのがこれまでの問いで一番共感したかも」「恋愛しなきゃダメですか? ものすごくわかる」と共感する声があがっている。

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