自炊の楽しさを再認識させられる投稿がネット上で大きな話題になっている。「責任は全て自分に」のもと、店では到底お目にかかれないような料理を作ったのは、コンテナ（@container_nico）さんだ。そこには思わず目がくぎ付けになるような巨大な料理が……。詳しい話を聞いた。

「自炊はアホみたいな料理作っても怒られないので良い（責任は全て自分にあるので）」

　コンテナさんがXに2枚の料理写真を公開したのは3月14日だった。

「こちらのハンバーグは漫画に影響されて誕生日に初めてこの大きさで作ったものになります」という記念メニューは、フライパンいっぱいに肉種が広がる超特大のハンバーグ。

　2枚目にはドミグラスソースのかかった完成写真を披露しており、「圧倒的な肉の味を感じられました」と感想を語った。

　ハンバーグ店などでは当然、客の選べるサイズは決まっている。胃袋を極限まで満たすには、2枚、3枚…と追加するしかない。

　しかし、自炊なら最初から大きさは自由だ。単に節約する、食べたいものを作るだけでなく、常識外れかもしれないが自分はこういう料理が作りたいといった願望を現実にできる。

　投稿は6.8万件の“いいね！”を集め、「よく作りましたね、素晴らしい！」「これやりたい」「すごくわかる」「私も一人暮らし始めたての時から、限界まで仕事して終わったらご褒美にサーモン1柵丼とか作っててそれが楽しみになってた」「うちは…一家5人で、ハンバーグのリクエストがあると、26センチのフライパンで、挽き肉約1キロ位を一塊で焼きます(笑)」など多くの声が寄せられた。

　友達数人が集まったとき、家族分を別々に作るのが面倒なとき……理由はそれぞれだが、同じようなハンバーグや巨大つくねを作った経験者もちらほら。

「同様のハンバーグを作られた方が多いことには夢をかなえてみたい気持ちは皆さん一緒なんだなと思いました」とコンテナさんは共感。

「大きな反響をいただけたことはとても意外でした。これを見た皆さんも自分や誰かの誕生日をバカみたいにでかいハンバーグで祝ってほしいと思います」と結んだ。