86歳の林家木久扇、31日で『笑点』卒業 55年間出演…ラストでは番組史上初サプライズも

落語家の林家木久扇が、31日放送回をもって日本テレビ系『笑点』(日曜午後5時30分~)から卒業する。最後の放送内容は、30分まるごと大喜利となることが、26日に発表された。

『笑点』に出演する林家木久扇【写真:(C)日本テレビ】
『笑点』に出演する林家木久扇【写真:(C)日本テレビ】

「笑点に欠かせないのは、もっとおバカな木久扇さん」

 落語家の林家木久扇が、31日放送回をもって日本テレビ系『笑点』(日曜午後5時30分~)から卒業する。最後の放送内容は、30分まるごと大喜利となることが、26日に発表された。

 86歳の木久扇は、2023年8月に『笑点』の卒業を発表していた。1969年11月9日から同番組に出演しており、現在のメンバーでは最古参。2007年9月16日までは林家木久蔵の名義で出演していた。

 最後の出演回では、6代目司会者の春風亭昇太が「落語に欠かせないのは、おバカキャラの与太郎さん。笑点に欠かせないのは、もっとおバカな木久扇さん」と木久扇の卒業にかけた愛あるお題を投げかける。笑点メンバーは名回答や珍回答を連発し、木久扇もお得意の歌も歌い始め、会場は大爆笑の渦に巻き込まれた。林家たい平の粋な計らいで座布団10枚獲得なるかも注目だ。

 最後には、55年の長きにわたりお茶の間を笑いで沸かせてきた木久扇へ、会場も一体となった笑点史上初のサプライズも。『笑点』お約束のメンバー同士の掛け合いも、笑いあり涙ありの内容で、いつもの『笑点』とはひと味違う放送となっている。

次のページへ (2/2) 【写真】最後の『笑点』で大喜利する林家木久扇
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