きゃりーぱみゅぱみゅが回想するデビュー前夜 中田ヤスタカ氏からのオファーに正反対だった両親の反応とは

歌手のきゃりーぱみゅぱみゅがこのほど都内で行われたCSフジテレビONE公開収録SP『小籔大説法~兵動と望結ときゃりーでお悩み解決~』の公開収録に参加した。自身の芸能デビュー前夜について語った。

公開収録に参加したきゃりーぱみゅぱみゅ【写真:ENCOUNT編集部】
公開収録に参加したきゃりーぱみゅぱみゅ【写真:ENCOUNT編集部】

結婚生活にも言及

 歌手のきゃりーぱみゅぱみゅがこのほど都内で行われたCSフジテレビONE公開収録SP『小籔大説法~兵動と望結ときゃりーでお悩み解決~』の公開収録に参加した。自身の芸能デビュー前夜について語った。

 デビュー前は、普通に高校へ通っていたというきゃりー。「とにかく勉強が苦手だった。進路とかも、他の友達はどんどん大学とか、専門学校とか決まってたんですけど、唯一自分だけ、行けるところがあんまりない、みたいな状態だったんですよ。選択肢がぜんぜんなくて」と回顧。

 そんなときに「今のプロデューサーさんの中田ヤスタカさんと、イベントで知り合った」。もともと、父親のすすめで楽曲を聞いて注目していた中田氏本人から「『なんか面白そうだし、デビューしてみない?』という風に声をかけてもらった」。

 中田氏からオファーを受けたことを両親に話すと「お父さんは『そんなチャンスないんだから、やりなよ。』と“”行け行けゴー!ゴー!”みたいな感じだった。なんですけど、お母さんは慎重なんで、『そういう風にお声がかかって、すごくチャンスだと思うけど、テレビに出ている人たちは、ヒエラルキーの頂点の、一握りの人。デビューしても、すごく心が折れるようなこととか、下積みとかそういうことがたくさんあると思うけど、耐えられるの?』みたいな風に言われた」という。

 母親にそうただされて「そういう苦しそうなことって考えてなかった。そのときはお母さんに『いや、もっと絶対がんばる! そうならないようにがんばる!』みたいな感じでデビューした。けっこう父は『行け行け!』という人で、お母さんは常にステイ。一回ちょっと止まって考えてみて、という感じのバランスだった」と述懐した。

 熟慮の末にデビューしてからは「割とありがたいことに、早い段階で皆さんに知ってもらえた。そこからは、母ともすごく仲良くなった。今はライブで一番踊ってる。そういう関係性にはなりました。でもやっぱり、母が常に、人生の分岐点で『本当にそれでいいの?』と聞いてくれる。そこでちょっと自分なりに考えて、もちろんやめることもあるし、進むこともある」と語った。

 また、結婚を発表し、約1年が経過。小籔千豊から新婚生活についてたずねられて「名字が変わったりしたんですけど……、(日々の生活は今までと)一緒ですね」とほほ笑んだ。

 同番組は、小籔がロケの旅先で、モデル仲間やゲストと一般の皆様からの悩み相談を受け、解決していく世直し説法バラエティ。本収録回は、3月31日24時よりフジテレビONEにて放送予定。

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