元ミス東大でABCの澤田有也佳アナウンサー（30）が5日、レギュラー出演する同局ラジオ『ミルクボーイの火曜日やないか!』（火曜正午）で結婚したことを発表した。この日の同局テレビ『おはよう朝日です』に続く報告となった。「知らなかった」というミルクボーイ（内海崇＆駒場孝）の2人のえじきとなった30歳の澤田アナは質問攻めに遭い、お相手が同じ東大出身で1歳上の朝日放送グループホールディングスの社員であることなどを明かした。

　2つの生放送を担当する火曜日に発表する希望がかなったという澤田アナは、冒頭で「このたび結婚いたしました。お相手は職場の人です」とあいさつ。「立場が結婚して変わると、つむぐ言葉というか発信する内容も変わっていくと思うのでご報告をと思い、させていただきました。今後ともよろしくお願いします」と続けた。ミルクボーイの2人は「うれしい」と大拍手。直後に内海が早くも「質問いいですかぁ」と興奮気味に発し、駒場が「前列の記者の方どうぞ」と乗っかった。「幸せですか」と聞かれた澤田アナは、「えー、幸せです」と返し、再び拍手が。火曜の発表について、2人は喜びつつ、駒場から「自分からつっこまれに、みすみす会見に現れに来た」といじられ、澤田アナは「会見が自動的に開かれるって言うのを知らずに来てしまったっていう」と笑った。

　2021年9月スタートの同番組で共演中だが、これまで恋愛話をすることはなかったという。「社会人の立場で……」と遠慮気味の澤田アナだったが、ミルクボーイは許さなかった。澤田アナは「職場の人」という言い方について「厳密にいうと社内じゃない」とし、朝日放送テレビ社所属で夫は親会社所属のため「職場」という言い方になったと説明した。

　夫はエンジニアだが、入社時は中継技術の部署にいたといい、澤田アナは1～3年目ぐらいまで担当した中継の仕事で出会ったという。夫がエンジニアの仕事に異動したため数年離れたが、2～3年前に夫の同期を含めた不定期な飲み会で再会したという。夫の最初の印象は「メガネをかけている人」で、好意などはなかったという。それでも、自身でいじった専用パソコンを使用する姿などで「気になる」存在だったとした。

　不定期で飲み会が続く中、夫と帰宅方向が同じだったという澤田アナが「『家近くのご飯屋さんも全然開拓できてないんですよね。オススメあります？』みたいな話をしてたら、『いろいろ僕知ってます。言ってくれたら教えます』みたいな」などと話すようになったという。夫は「（行くなら）漏れなく僕もついてきます」と言っていたものの、誘いはなかったとし、澤田アナは「『どう思ってるんかな。普通に友達として興味あるのかどうなのか』みたいな感じがしばらくあったんですけど、ホンマに実現1回させてみたらどうなるんかなと思って、私が」というと、ミルクボーイは歓声を上げた。

　駒場は「こんなしゃべってくれる人おる？　アナウンサーで。ホンマうれしい。ありがたいわ」と感激した。その時点の気持ちについて澤田アナは「好きとかではなかったですかね。興味が。2人でしゃべったらどんな話が出てくるんだろうって」と回想。実際に2人だけで会うと「めちゃくちゃ自然というか、違和感がまったくなくて」という心地いい雰囲気で、東大の共通の話題も盛り上がったという。そこから何回か食事に行ったと振り返った。

　内海と駒場は好意が芽生えた時期を質問。澤田アナは「何回か2人で食事を行く中で『2人で行ってるけど、これはどういうつもりなんだろう』みたいな感じやって。『これ思わせぶられてるんかもしれへん』って思って。『気があるのだろうか』みたいな形で、『次食事に行ったらちゃんと聞こう』って思ったんですよ。『どういうつもりなんですか』って」と振り返った。その時点で「気にはなってたかもしれない」とした。ところが、食事をしたが、帰り道でも気持ちを聞けず「『きょうも何も聞けなかったな』って思ったときに告白してくれたんです」と明かした。甘い話を聞き入る2人に「『きょう絶対に言わないと、私がどういうつもりなんやろうと思ってるやろうと思ったんで、きょうは絶対に言う』って」と続けた。

　澤田アナは「もう終了です。誰がこんな話したんや。頭抱えます」と後悔したが、2人はもう止まらない。内海はコーナーの緊急中止を提案し、駒場は「（番組は）122回よ。（交際は）何回目からなったのよ。この時期しんどかったなとかあんのかいな。この時期しんどかったとか」と詰問。澤田アナは「去年、婚約しましたっていう感じです。秋とかですかね」と返した。約半年前と分かって嘆く2人に、「婚約もどうなるか分からないですからね、まだ口約束みたいな感じ」とした。ここまでの期間、まったく結婚の素振りを見せなかった澤田アナは、2人から感心されていた。

　東大時代にミス東大にも選ばれた澤田アナは、2016年に同局に入社した。