松嶋菜々子、西島秀俊と9年ぶり共演 “東洋の時計王”支えた妻役「尊敬できる部分が多い」

俳優の松嶋菜々子がテレビ朝日のスペシャルドラマ『黄金の刻~服部金太郎物語~』に金太郎を支え続ける芯ある妻・服部まん役として出演することが7日、発表された。3月30日午後9時から放送される。

『黄金の刻』で共演する西島秀俊と松嶋菜々子【写真:(C)テレビ朝日】
『黄金の刻』で共演する西島秀俊と松嶋菜々子【写真:(C)テレビ朝日】

3月30日午後9時から放送『黄金の刻~服部金太郎物語~』

 俳優の松嶋菜々子がテレビ朝日のスペシャルドラマ『黄金の刻~服部金太郎物語~』に金太郎を支え続ける芯ある妻・服部まん役として出演することが7日、発表された。3月30日午後9時から放送される。

 本作は、作家・楡周平氏による小説『黄金の刻 小説 服部金太郎』を映画『三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実』(2020年)などで知られる映画監督の豊島圭介氏が完全ドラマ化。脚本は映画『東京リベンジャーズ』シリーズや、ドラマ『警視庁アウトサイダー』などヒット作を連発する高橋泉氏が務める。

 日本初の腕時計、世界初のクオーツウォッチを発売したことで知られる「セイコーグループ」の創業者で“東洋の時計王”服部金太郎の波乱の人生を重厚に描き出す今作。丁稚奉公から時計修理職人を経て、時計の製造工場「精工舎」を設立し、国産初の腕時計を製造販売。常に時代の先を読み、「義理」「人情」「恩義」を大切にしながら、一歩ずつ己の夢を叶えていった金太郎だったが、一方で火災や震災など、数々の困難が彼の人生を襲う。主人公・服部金太郎を西島秀俊、若かりし日の金太郎を水上恒司が演じる。

 今回、金太郎の妻・まん役に松嶋の登場が決定した。群馬県の綿問屋・山本兼十郞の娘で、兼十郞の形見の時計の修理のため、金太郎のもとを訪れる。その後、金太郎のお店が火事に遭い大きな損害を被ることになるが、その際に再会。後に結婚し、娘・信子を授かる。金太郎の仕事を少しでも手伝うべく勤勉で、従業員たちの面倒も率先して見る良き妻であり、良き母親でもある。

 以下、松嶋のコメント全文。

「服部金太郎の妻・まんさんに関しては、懐の深さや、夫を支える芯の強さは当時の女性として尊敬できる部分が多いと感じました。西島秀俊さんとは、9年前に『レッドクロス~女たちの赤紙~』(TBS系)でご一緒させていただいて以来の共演ですが、その作品が中国ロケだったので、当時の思い出話などをしました。

 また、金太郎が若かりし頃の憧れの女性と再会するシーンの撮影では、新人の時以来、何十年かぶりに現場でご一緒する方がいらっしゃったのですが、お会いできた嬉しさもあり不思議な気持ちでした。高橋泉さんが手掛けられた脚本は、歴史に忠実で、正統派でわかりやすい脚本の印象です。楽しんでいただけると思いますので、ぜひご覧ください」

※髙橋泉の「高」の正式表記ははしごだか

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