総合格闘技団体「修斗」で起きた秒殺KOが思わぬ波紋を広げている。ABEMAの格闘オーディション番組『格闘DREAMERS』出身の鈴木崇矢が28日、修斗初参戦で4秒KOを演じたが、ネット上では賛否を呼んでいる。

　19歳で将来を嘱望される鈴木は、2024年の修斗開幕戦となるこの日が修斗デビュー戦。世界フライ級2位の宮城友一との対戦だったが、ゴングが鳴るや一直線に走り、左の跳びヒザを突き刺した。卒倒した宮城にパウンドを打ち込んだところでレフェリーが割って入った。

　衝撃の4秒KOに会場は沸いたが、ネット上の一部のユーザーからは「明らかにグローブタッチしようとしてるのにクソ卑怯で草　グローブタッチ禁止にしてほしいほんとにあるいはゴング直前に強制でやらせるとか」との声が上がった。

　これにさまざまな声が。「ゴングが鳴った時点でスタート。卑怯でもなんでもない。やられた方が悪い」「これで卑怯の意味がよくわからないなぁ」「最初に挨拶済み。グローブタッチはルールにはない」「開始直後の飛び膝なんていくらでも前例があるんだから対策してない方の負け」「何の問題もない」「気持ちは分からなくないですが、これは仕方ないです」などと鈴木に否定的な声は少なかった。

　過去には故・山本“KID”徳郁さんが跳びヒザでの4秒KOを演じている。