プリティーシリーズ新プロジェクト発表会が26日、都内で行われ、シリーズ最新作となる新アニメ『ひみつのアイプリ』がテレビ東京系列で4月より放送開始されることが正式発表された。シリーズ史上初のダブル主人公体制となり、声優の藤寺美徳と平塚紗依が出席して同作参加への喜びなどを語った。

　同作の主人公は、私立パラダイス学園に入学した星空ひまり（藤寺）と星川みつき（平塚）。ひまりは憧れのアイドルプリンセス「アイプリ」としてデビューすることになるも、親友のみつきにも言えない「ひみつ」ができてしまうことに。一方、みつきにも「ひみつ」があるようで……というストーリーが展開される。

　藤寺は「私は、プリティーシリーズに人生を変えてもらった。本当に大好きなシリーズで、（オーディションに）受かったと聞いたときはうれしい気持ちと、『もっともっと頑張らなきゃな！』という気持ちで胸がいっぱいになって、涙があふれてしまいました」と明かし、「大好きなプリティーシリーズに、最新作として、青空ひまりちゃんとして、そして平塚さんと一緒に主演ができるというのは、本当にうれしくて今も夢のような感覚が続いています」と目を輝かせた。

　平塚も「決まったと聞いたときは、本当にうれしい気持ちももちろんなんですけど、なかなか現実味が湧かなくて」と率直な心境を吐露。「『本当に私に決まったのかな？』とか『何かの間違いだったらどうしよう』とかいう考えが湧いたりもした。でも手元に台本が届いたり、収録が始まったりして、だんだんと実感が湧いてきた。こんなすてきなシリーズに仲間入りできたんだな、ということと、美徳ちゃんと一緒に共演させて頂けるんだな、というすごい心がワクワクして、うれしさが本当に止まりませんでした」と話した。

　発表会には、同シリーズの大ファンでアンバサダーを務める齊藤なぎさも出席。新アニメ放送の一報に際して「夢に向かって頑張っている女の子が本当に大好き。早く見たいです！」と興奮の体だった。

　プリティーシリーズは、2010年のアミューズメントゲーム『プリティーリズム・ミニスカート』が始まり。以後、『プリパラ』や『キラッとプリ☆チャン』、『ワッチャプリマジ！』などさまざまな作品に形を変えながら、「み～んなの夢を応援する」というコンセプトを継承してきた。