お笑いコンビ・囲碁将棋、番組公式本が藤井聡太と同じコーナーに並ぶ「本屋は読まずに置いている」
お笑いコンビの囲碁将棋が18日、都内のHMV&BOOKS SHIBUYAで『囲碁将棋の情熱スリーポイント公式本 THREE』発売記念会見を行った。
『囲碁将棋の情熱スリーポイント』番組初の公式本
お笑いコンビの囲碁将棋が18日、都内のHMV&BOOKS SHIBUYAで『囲碁将棋の情熱スリーポイント公式本 THREE』発売記念会見を行った。
『囲碁将棋の情熱スリーポイント』は、ラジオアプリGERAで配信されている囲碁将棋の番組で2020年10月27日より放送開始。「元プロバスケットボール選手がパーソナリティーを務めるラジオ番組『情熱スリーポイント』が終わったため、そのまま居抜きで担当することになった」という架空の設定を初回から貫き、異色の番組で、一定水準を超えたおもしろいメールしか読まないというスタンスにより、有名ハガキ職人や熱量の高い大喜利メールが集まるラジオ番組として話題となっている。
3周年を記念して番組初の公式本が発売されたことを受け、根建太一は「シューター(番組リスナーの総称)が盛り上げてくれたおかげで、評判にしていただいて、本を出す経緯もシューターさんたちが後押ししてくれた。我々の手柄という感じは一個もないです」と感謝。文田大介は「企画も船で遊覧しながら録音したり、正直、変なことをしているなと(感じます)。でも、うれしいです。本を出したことが無かったので」と心境を語った。
反響を聞かれると、根建は「ちょっとずつ、誰かが持っていてくれているんじゃないかという手応えはある。見つけたらラッキーという感じです」と話し、文田は「僕の地元の本屋には置いてなかった。囲碁将棋コーナーに置いてあるパターンもあった。本屋の人って読まずに置いているんですね」とコメント。根建が「娯楽の所に?」と驚くと、文田は「藤井聡太さんと一緒のコーナーに置いてあったりしました」と明かし、笑いを誘った。
昨年は賞レース『THE SECOND』をきっかけに飛躍の1年となった囲碁将棋。昨年を振り返り文田は、「今までで一番いい一年。今年もこのままでいいなと思いました。現状維持で」と抱負を語り、根建も「僕もけっこうその気持ち。いい思いをさせていただいた。いい年だったと思っています」と控えめに続いていた。