“静岡の坂田利夫”ことタレント・久保ひとみ（54）が31日、老衰で29日に亡くなったお笑いタレント・坂田利夫さん（享年82）を追悼した。ENCOUNTの取材に応じ、初対面のときを振り返って言った。

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「お会いしたときに『ホンマよう似とるな～』とおっしゃっていました。『一緒にロケに行こう』『行きましょう』と約束しましたが、それがかなわず……本当に残念です。ご冥福をお祈りいたします」

　静岡で大人気の久保は、年1回のペースで読売テレビ・日本テレビ系『情報ライブ ミヤネ屋』（月～金曜午後1時55分）に出演。その度にMCの宮根誠司から「静岡の坂田利夫」といじられてきた。2016年9月23日には、久保が女性アナウンサーの代打MCとして読売テレビ（大阪市）でスタジオ出演。逆に久保がレギュラーを持つDaiichi-TV（静岡市）には坂田さんが駆けつけ、静岡からの中継で『ミヤネ屋』共演が実現した。

　何も知らされていなかった久保は、驚きながらも坂田さんの顔マネを披露したが、放送終了後はすぐに大阪を離れて静岡へ。坂田さんに会うためだった。

　そして、午後7時前、「アホ」の衣装を着た久保がDaiichi-TVの玄関前で坂田さんと初対面。「師匠～。今日は盛り上げてくださって本当にありがとうございました」とあいさつすると、坂田さんは「久保ちゃんに会えて幸せ。ほんまに似てるな～。今度、共演しようや」と返し、2人で「あ～りが～とさ～ん」のポーズを取っていた。

　久保はこの日、当日のツーショット写真をXにアップし、「『静岡の坂田師匠』と呼ばれるのが好きでした！　これからも…坂田師匠のご冥福をお祈りいたします」とコメント。ファンは「いい写真です。親子のようです」「久保ちゃんとのコラボ大好きでした」などの声が相次いだ。