『劇場版 SPY×FAMILY CODE: White』の初日舞台あいさつが22日、都内の劇場で行われ、声優の江口拓也、早見沙織、松田健一郎、ゲスト声優を務めた俳優の中村倫也、賀来賢人が参加した。

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　この日、さまざまなコンテンツで対決するゲームコーナーが展開され、審査員としてアーニャが会場に駆けつけた。技術対決のターンでは、「アーニャの好きなところ」をイラスト化して披露することに。事前に描いたイラストを持った江口は、先日行われた『ジャンプフェスタ2023』で、原作者の遠藤達哉氏に「アーニャの描き方」を伝授されたといい、「我々に分があります」と自信をみせた。

「いろんな表情を表現したかった。表現豊かな顔」と話した江口がイラストを披露すると、会場から悲鳴が。中村は「魔除けか何かですか？　人間の闇か何か？」といい、賀来も「（地獄の）ミサワですよね？」とツッコむと、江口は「違います。楽しそうにしているアーニャです」と冷静に説明。

　狂気あふれるイラストにアーニャはその場にうずくまってしまう事態に。江口は「これアーニャだよ、アーニャ」とイラストを持って近づく場面も。これまで独特なイラストを度々披露して震撼させてきた江口だったが、この日も“画伯っぷり”を発揮させた。

　江口と同じく“狂気あふれるイラスト”と評されたのが早見のイラスト。「アーニャさんの表情の豊かさ」を表した1枚で、フリップには何人ものアーニャが描かれた。披露されるやいなや、江口からも「化け物がいっぱいいる……。この化け物に囲まれたら絶対に殺される」と言われてしまう始末。松田も「アーニャを名乗る何かが増殖していく」と驚いていた。

「少年ジャンプ＋」にて2019年3月より連載がスタートした『SPY×FAMILY』は、敏腕諜報員の父・ロイド、超能力者の娘・アーニャ、殺し屋の母・ヨル、未来予知犬・ボンドから成る“偽家族”フォージャー家の活躍を描く。初となる劇場版では、家族旅行に行くところから物語が動き出す……というオリジナルストーリーが展開される。