「まだ和牛は尖ってる」上沼恵美子がエール「もう1回漫才やりたいと思ったらこのコンビで」

タレント・上沼恵美子が17日、読売テレビ『上沼・高田のクギズケ!』(日曜午前11時40分)に出演。来年3月末での解散を発表した漫才コンビ・和牛についてコメントした。上沼はいったんの解散を止めなかったものの、2人を唯一無二として「もう1回やりたくなったら、このコンビでやりや」と将来の再結成を進言した。

水田信二(左)と川西賢志郎【写真:ENCOUNT編集部】
水田信二(左)と川西賢志郎【写真:ENCOUNT編集部】

『M-1』審査員時代には辛辣コメントも「横柄な感じ」

 タレント・上沼恵美子が17日、読売テレビ『上沼・高田のクギズケ!』(日曜午前11時40分)に出演。来年3月末での解散を発表した漫才コンビ・和牛についてコメントした。上沼はいったんの解散を止めなかったものの、2人を唯一無二として「もう1回やりたくなったら、このコンビでやりや」と将来の再結成を進言した。

 和牛は、上沼が審査員を務めていた『M-1グランプリ』で2016~18年まで3年連続準優勝するなど活躍し、人気を高めた。最後に出場した19年に、敗者復活から勝ち上がったものの4位に終わった2人に対し、上沼はネタ後に「横柄な感じ」「緊張感も何もない、ぞんざいなものを感じました」などと厳しい言葉を発していた。

 和牛は12日の解散発表の際、約3年前からの水田信二の複数回の遅刻から、川西賢志郎との信頼関係が崩れたと理由を公表。4年前にはなるものの、当時の上沼の“指摘”が、ネット上で「慢心見抜く」などと称賛されていた。

 この日の同番組で上沼は当時について「はじめ漫才見たときにうまいなあと思って。17、18年といいとこ行った。『グランプリやなあ来年は』と思ったら、19年には本選(決勝)にも入ってこなかった。敗者復活でスタジオに来れた。それで(ネタを)やったんですけど、どうもアカンのよ。やる気がない、覇気がない感じがしたんで講評で『あんたらうまかったのに、今年は何で敗者復活やねん。やる気ないように思うけど、どうなってんの』って言ったら、司会の今田(耕司)さんが『愛情の裏返しです』とフォローしてくださった」と回想。

 続けて「2人のファンやから、なぜかどんどんまずくなっていくから、どないやねんって思ってたら、結局解散って来たんで驚きました。仲悪かったんやね」と辻褄(つま)が合ったとした。

 さらに「漫才が面白いなあいう人は大体、仲悪かったね。昔のことやけども。それでも、仕事やからさ」と続け2人へ言葉を送った。自身も姉妹漫才「海原千里・万里」として売れっ子だった上沼は「まだ和牛は尖ってるんですよ、どっちも太陽と太陽やからね。ぶつかって。解散したらいいんですよ、1回」とあえて突き放した。

 しかし、直後に「でもね、ええコンビやで。よそ探してもいない」と実力を絶賛。素行の良しあしは漫才に関係ないと持論を展開。「もしもこの話が(本人たちの耳に)行くんであれば」とした上で、「ピンで頑張って、もう1回漫才やりたいなと思ったら、このコンビでやりや。途中で投げたで。力あるのにもったいない。ホンマにもったいない」と愛情たっぷりに“復活”へ期待を込めた。

 また、水田を「大物になる顔をしてる」とし、「川西さんがだいぶ我慢したんだと思う」と2人の関係を推測。最後にあらためて「名コンビはそうそう現れないので、第2章、1回別れて外の空気を1回吸って見てください」と話した。

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