野々村真、いいとも青年隊を1人で披露「2人はどっか行っちゃったんで」 懐かしトークも全開

野々村真、西山浩司、田中美奈子らが9日、東京・六本木のクラブで開催されたスペシャルイベント『タイムスリップパーティー』に出演した。1980年代を彩ったタレント10人が当時のディスコを再現したフロアに立ち、会場を埋め尽くした大勢の観客を前に懐かしい歌とダンス、当時の裏話で盛り上がった。

今だから話せる暴露話を披露した野々村真(右)と西山浩司【写真:ENCOUNT編集部】
今だから話せる暴露話を披露した野々村真(右)と西山浩司【写真:ENCOUNT編集部】

1980年代のタレント10人が六本木のディスコで歌とダンス

 野々村真、西山浩司、田中美奈子らが9日、東京・六本木のクラブで開催されたスペシャルイベント『タイムスリップパーティー』に出演した。1980年代を彩ったタレント10人が当時のディスコを再現したフロアに立ち、会場を埋め尽くした大勢の観客を前に懐かしい歌とダンス、当時の裏話で盛り上がった。

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 今年、出演者たちが久しぶりに番組で共演したことがきっかけで実現したスペシャルイベント。オープニングは、野々村がいいとも青年隊の真っ赤なセーターを着て、フジテレビ系『笑っていいとも』のオープニングテーマ『ウキウキWATCHING』を歌いながら登場した。続けてタモリ役でサングラス姿の西山、出演者の渡辺めぐみ、つちやかおり、かとうれいこ、伊藤かずえ、西村知美、梅宮アンナ、大西結花もステージに上がった。

 歌い終わった野々村は息を切らして、「40年前は毎日踊っていたんですが、来年還暦ですよ」と笑いを誘った。

 イベント前半戦は、西村が『きゃきゃきゃのきゃ』(88年、日本テレビ系ドラマ『猫、ふんじゃッた!』主題歌)をかわいらしい振り付けで歌い、大西はダンスナンバーにアレンジしたデビュー曲『アラベスク・ロマネスク』(85年)を歌った。

 西村は「久しぶりに歌いました。振り付けはしっかりできたんですけど、歌詞を間違っちゃいました」と笑顔で話すと、大西は「『猫、ふんじゃッた!』で共演した知美ちゃんと仲良くなって、プライベートでもよく一緒でした」と当時を振り返った。

 渡辺は80年代風のキラキラした衣装で、『恋の奴隷』を歌うと梅宮アンナがステージに登場し、前半のディスコタイムがスタート。ここで野々村が客席に飛び込み、観客と一緒に踊りを楽しんだ。

 野々村は前半のトークタイムでも主役だった。「オープニングのいいとも青年隊は、2人はどっか行っちゃったんで1人で踊りました」と客席の笑いを誘うと、出演者たちとの当時の裏話を次々と披露した。

 事務所の後輩だった梅宮には、「昔、後輩のアンナと梨花と一緒にドラマをやったんですよ。でも、2人とも『ちゃんとやれ』と言ってもふざけていて、特に梨花は『私、興味ない』って(笑)。もう教育係が大変でした」と明かし、一緒にキャンペーンに行った大西には「結花ちゃんと行ったキャンペーンで雨が降っちゃって、会場に行ったら結花ちゃんのファンが誰もいなくて子ども2人とお母さんだけ(笑)。その脇で名物マネジャーが腰にぶら下げたでっかい携帯電話を持ちながら、『シモシモ~』と言ってどんどん仕事を入れてるの」と当時の光景を語った。

 番組でもよく共演した西村には、「知美ちゃんは全然変わらなくて、昔、付き合いたかったの」と告白。渡辺については、松金よね子、KINYAと組んでいた『よめきんトリオ』をいじり、「よめきんトリオといいとも青年隊はしのぎを削るくらいのライバルだったんですよ。だけど、よめきんトリオがヒットしちゃってね」と悔しかった思い出を振り返った。渡辺が「2人ともまだまだ元気ですから」と明すと、野々村は「じゃあ、今度は2人も呼びましょう。そっちは呼べるけど、こっち(いいとも青年隊)は呼べないんだよね」とオチをつけた。

(左から)田中美奈子、梅宮アンナ、渡辺めぐみ、つちやかおり、西村知美、野々村真、伊藤かずえ、大西結花、かとうれいこ、西山浩司【写真:ENCOUNT編集部】
(左から)田中美奈子、梅宮アンナ、渡辺めぐみ、つちやかおり、西村知美、野々村真、伊藤かずえ、大西結花、かとうれいこ、西山浩司【写真:ENCOUNT編集部】

芸能コラムニストの山田美保子さんがサプライズ歌唱

 後半戦は、つちやが『秘密じゃないけど秘密』(83年)、かとうは『Moonlight Surfer』(91年)、伊藤はホイットニーヒューストンの『オールウェイズ・ラヴ・ユー』をカバーし、田中は『涙の太陽』(89年)を歌った。

 そして、トリで西山が登場すると、メガネをかけたつちやかおりとスペシャルゲストとして芸能コラムニストの山田美保子さんがステージに上がった。山田さんは「本当はお客さんの中から選ぶ予定で私は取材で来ただけなんですが……」と恐縮しながら、イモ欽トリオの大ヒット曲『ハイスクールララバイ』(81年)を3人で歌った。山田さんの熱唱というサプライズに観客も大きな手拍子で応え、この日一番の盛り上がりを見せた。

 歌い終わると山田さんが当時の裏話を披露、「82年組はみんなシブがき隊が好きでしたね?」とつちやに振ると、「記憶にございません。(山田さんは)ほんと生き字引ですから怖いね(笑)」と全員で懐かしんだ。

 最後は観客とじゃんけん大会を行い、当時のTシャツやテレフォンカードなど、出演者オリジナルのお宝をプレゼントした。イベントが終了すると、DJ OSSHYのDJタイムがスタート。80年代のユーロビートで盛り上がった六本木のディスコを再現し、出演者も観客と踊りを楽しんだ。

次のページへ (2/2) 【写真】かとうれいこ、田中美奈子ら出演 イベント写真
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