韓国7人組ボーイズグループ・BTSのRM、JIMIN、V、JUNG KOOKが、韓国陸軍に入隊することを所属事務所のBIGHIT MUSICが5日、正式に発表した。数日内に入隊するものと見られる。

　同事務所は「いつもBTSに大きな愛と温かい応援を送ってくださるファンの皆様に感謝します。RM・JIMIN・V・JUNG KOOKは兵役義務を履行するため陸軍に入隊します。RMとVはそれぞれの手続きに従って入隊し、JIMINとJUNG KOOKは同伴入隊を予定しています」と明かし、ファンに対しては「新兵教育隊の入所式は、現場の混雑を避け安全確保のため、現場への訪問はご遠慮くださるようお願いします。見送りと激励はお気持ちだけいただきます。当社としてもアーティストを継続してサポートできるよう努力を惜しみません」と呼びかけている。

　韓国兵役の「同伴入隊」とは、親しい友人や兄弟、家族らと一緒に訓練を受けて同じ部隊に配属される制度。兵役中のストレスへの配慮や信頼関係構築を目的としている。これにより、JIMINとJUNG KOOKは除隊まで一緒に過ごす時間が長くなる。現地メディアは「防弾少年団（BTS）は、これで昨年12月の長兄JINを皮切りにメンバー全員が兵役義務を履行することになった。今月入隊する4人のメンバーの服務終了予定日は2025年6月」（毎日経済、電子版）、「メンバー全員が予備役となる2025年半ばに本格的な完全体としてBTSの復帰についての消息が聞こえてくる可能性が濃くなった」（BAZAAR、同）とカムバックの時期を伝えている。

　特にJUNG KOOKについては4日放送のTBS系『CDTVライブ！ライブ！2時間スペシャル』（午後7時）にソロで初出演。日本の視聴者にハイパフォーマンスを披露したばかりで、SNSでは「もう兵役に行ってしまいます。涙出てきた」「分かっていたことだけど悲しい」「兵役のお知らせ。めっちゃしんどい」と数年間の別れを惜しむ声や悲鳴が多数上がっている。また、「兵役義務の中でも1人の人間として有意義な時間を過ごしてほしい」「みんな、怪我や病んだりすることなく無事兵役を終えられますように」「軍側もしっかりとBTSを守ってほしい」と軍生活の無事終了を望む声もある。

　BTSのメンバーでは、JINが昨年12月13日に陸軍に入隊した後、京畿道延川陸軍第5歩兵師団新兵教育大助教。J-HOPEが今年4月18日に陸軍に入隊し、江原道原州市陸軍第36歩兵師団白湖新兵教育大隊助教。SUGAは9月22日に入所し、基礎軍事訓練を終えた後に社会服務要員として服務している。