安住紳一郎アナ、12年連続『レコ大』総合司会 審査基準への批判の声を把握も「感謝を伝える会」

TBSアナウンサーの安住紳一郎が『第65回 輝く!日本レコード大賞』の総合司会を今年も務めることが明らかになった。12年連続12回目での司会となり、川口春奈とともに1年を締めくくる。2日に都内で行われた司会者発表囲み取材に出席した。

囲み取材に応じた安住紳一郎アナ【写真:ENCOUNT編集部】
囲み取材に応じた安住紳一郎アナ【写真:ENCOUNT編集部】

新国立劇場・中劇場から4時間生放送「究極の年末のライブ」

 TBSアナウンサーの安住紳一郎が『第65回 輝く!日本レコード大賞』の総合司会を今年も務めることが明らかになった。12年連続12回目での司会となり、川口春奈とともに1年を締めくくる。2日に都内で行われた司会者発表囲み取材に出席した。

 12月30日午後5時30分から、新国立劇場・中劇場の客席に観客を招待しての4時間生放送となる同番組。今後も放送内容や企画、コーナーなどが今後、続々と発表される予定だ。

 12年連続12回目の司会となる安住アナは「コロナ禍で制限されることが3年ほど続いたのですが、昨年からまたいつものレコード大賞に戻りまして。2023年に活躍された音楽関係者の皆さんが、今年1年を代表する曲を音楽関係者がそろったステージで披露するという、日本のショービジネスにおいて非常に華やかなステージだと思っています。またそこに、携われるということをうれしく思っております。今年もよろしくお願いいたします」とあいさつ。

 また、『日本レコード大賞』が65回目を迎えることについて「年末はいろんな音楽番組がある中で、日本レコード大賞もその年に生まれた曲を音楽関係者とともに振り返るという番組」と切り出し、「テレビにはアーティストしか映らないのですが、舞台袖にはアーティストを支えた音楽関係者やトップクラスのミュージシャンたちによる演奏、そして一緒に喜べるファンの皆さんがいる、究極の年末のライブだと思っています」と誇りの言葉を口にした。

 さらに「開催が危ぶまれる声がある中で開催できることはうれしく思います。『今はもう誰もレコードを買っていないんじゃないか』とか『売上枚数に比した成績ではない』などの批判の声も届いていますが……。当初もレコード会社専属の作曲家たちが西洋から入ってくる音楽とこれまでの歌謡曲の分断の中で、一堂に会して1年の活動を喜び、ファンの皆さんに感謝を伝える会があってもいいんじゃないかというのが始まりということで、60年たった今も66回、67回と回を重ねていくことが必要なんじゃないかなと。私は主催者じゃないんですけども、関わっている1人として、そういう関係者の思いは感じています」と胸の内を明かした。

 最後に「『1年で1番いい音楽番組を』という気持ちでやっています。なんかコメントが偉そうになっちゃってすいません(笑)。お忙しい時期だと思いますけれども、ぜひご家族そろってテレビを見ていただければうれしく思います」と視聴者へメッセージを送った。

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