朝倉未来、YouTubeでも繰り返し「引退」明言 一方で「中途半端」「RIZINでお世話になった」含みも

格闘技イベント「FIGHT CLUB」でキックボクサーのYA-MANに1R1分17秒KO負けした、朝倉未来が試合の約3時間後の19日深夜にYouTubeチャンネルを更新し、進退について語った。

朝倉未来【写真:山口比佐夫】
朝倉未来【写真:山口比佐夫】

敗戦の約3時間後にYouTube更新「ちょっとまだ記憶が戻ってなくて」

 格闘技イベント「FIGHT CLUB」でキックボクサーのYA-MANに1R1分17秒KO負けした、朝倉未来が試合の約3時間後の19日深夜にYouTubeチャンネルを更新し、進退について語った。

 衝撃的なKO負けを喫し、脳震とうを理由に記者会見をキャンセル。その後、自身のSNSには「全く記憶がなくて、自分が何者かもわからない状態で朝倉未来を調べて客観的に見てみて これはもう引退ですね 何でこんな自分に沢山のファンがいるかもわからない状態ですが、長い間本当に格闘技にはお世話になりました ありがとうございました 今の気持ちです」とつづっていたが、その後、YouTubeチャンネルで改めて進退について言及した。

「ちょっとまだ自分の記憶が戻ってなくて、何者なのかなって。ちょっとずつ思い出してきたところなんですけど、客観的に見て引退ですよね。これで。そうじゃない?」と改めて「引退」の2文字を口に。

「格闘技を何年やってきたんだ。空手を小学2年からやってきて、20年以上やってきた。そんなやってきたのかオレ」と自らの記憶をたどった。

 記憶がおぼつかないようで、あちこちに話が飛ぶ中で、「要するに、今記憶がないからさ、いつもの自分じゃなくて、客観的に見たワケ。まぁでも終わりですね。格闘家として、寝技ですぐやられて、次打撃でやられたわけでしょ。YA-MANに。YA-MANに負けたんすか?」とYouTubeメンバーに確認するように問いかけた。

 さらに「中途半端っすね。試合中の記憶もないけど……なんかね客観的に見て、明らかに中途半端だし、今率直な感想としては引退ですね。でも今回の試合ってRIZINじゃないでしょ? RIZINでお世話になったし、RIZINで試合した方がいいかな?」と頭を巡らせる場面もあった。

 メンバーが急いで答えを出す必要はない、とする中で「記憶が戻ってないからこそ、客観的にみて引退した方がいいんじゃないかなと。朝倉未来という人物が。そう思いますね」とはっきりとした口調で口にした。

 一方で「日本の格闘技は盛り上がってるの? YA-MAN、強かったね。強くなったね。若い者の時代ですか」とYA-MANの強さを素直に認める場面も。「まぁでも、オレは引退します。これでかはわからないから。RIZINという舞台で人生変わったし、アウトサイダーでも人生変わったし。それも含めて、BreakingDownとか、格闘技の良さとかは今後も伝える手助け見たいのはしたいけど、自分自身は引退ですね」と繰り返した。

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