大手芸能事務所のサンミュージックは16日、所属俳優の高木聡一朗容疑者（37）が東京都青少年健全育成条例違反の疑いで逮捕されたことを受け、同日をもって契約を解除したことを発表した。

「この度は弊社所属俳優の高木聡一朗の件でお騒がせをしており大変申し訳ございません。また、日頃より高木聡一朗を応援して頂いているファンの皆様ならびに関係者の方々には多大なるご迷惑とご心労をおかけしておりますこと深くお詫び申し上げます。この度、高木聡一朗が東京都青少年健全育成条例違反で逮捕されました。このことを受け事実確認をしたところ、弊社との契約違反が確認されました。つきましては高木聡一朗との契約を2023年11月16日をもちまして解除しましたことをご報告いたします。弊社としましては社内全体に法令順守の指導を徹底し、今後さらに気を引き締めて業務に努めて参ります」

　取材によると、逮捕容疑は今年8月18～19日、都内のホテルで15歳の少女を18歳未満と知りながら、高木容疑者がみだらな行為をした疑い。同容疑者は愛知県警に逮捕され、16日に名古屋地検に送致された。

　高木容疑者は、サンミュージックの養成所出身で2007年にデビュー。舞台を中心に活動してきた。今後も出演作が予定されており、12月10日に千葉・成田国際文化会館で上演予定の舞台『ワッショイ！～I am me!～』にも出演を予定。今月11日には、Xに「昨年もかなりの良縁に恵まれ‥今年ももう既に芸能のお仕事も沢山お声がけ頂いてます」と投稿していた。

　サンミュージックは6日付で、お笑いコンビ・ブッチャーブラザーズのリッキーこと岡博之副社長（65）が代表取締役社長に昇格した。同社は1968年11月に故相澤秀禎氏（享年83）が創業。長男で2代目社長の正久氏（74）は代表取締役会長に就任し、新たなスタートを切ったばかりだった。

※高木容疑者の「高」の正式表記ははしごだか