『桃太郎電鉄』13年ぶりに世界が舞台 新たな貧乏神、物件駅増加で高まる期待

人気ゲーム『桃太郎電鉄』シリーズの最新作『桃太郎電鉄ワールド ~地球は希望でまわってる!~』(KONAMI)が16日にNintendo Switch用ゲームソフトとして発売される。2010年に発売されたニンテンドーDS用ゲームソフト『桃太郎電鉄WORLD』(ハドソン)以来13年ぶ

16日に発売される『桃太郎電鉄ワールド ~地球は希望でまわってる!~』
16日に発売される『桃太郎電鉄ワールド ~地球は希望でまわってる!~』

新たな貧乏神は厄介さが世界レベル?

 人気ゲーム『桃太郎電鉄』シリーズの最新作『桃太郎電鉄ワールド ~地球は希望でまわってる!~』(KONAMI)が16日にNintendo Switch用ゲームソフトとして発売される。2010年に発売されたニンテンドーDS用ゲームソフト『桃太郎電鉄WORLD』(ハドソン)以来13年ぶりとなる世界規模の桃鉄シリーズに、ファンからの期待が集まっている。今回は桃鉄ワールドが「神ゲー確定では」といわれている理由を紹介しよう。

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 まず注目すべきポイントは、物件駅数だろう。本作では物件駅数が366駅であり、ほぼすべての駅が目的地にもなるのだ。ちなみに20年にNintendo Switch用ゲームソフトとして発売され、累計出荷本数400万本を突破した前作『桃太郎電鉄 ~昭和 平成 令和も定番!~』での物件駅数は339駅である。

 物件駅の数だけで見ると、前作に比べて27駅増えていることとなるが、この数値以上に、前作とは規模が違う。

 前作では日本国内の駅とハワイがゲーム範囲だったのに対して、本作では全世界をゲーム範囲としている。また、シリーズ初となる球体マップを採用することで、国の位置関係を立体的に体感できるのも魅力的なポイントだ。

 桃鉄ファンが本作について、疑問を抱いているポイントも紹介しよう。

 本作は世界規模の桃鉄で「通貨はドル? ユーロ?」と考えてしまうだろう。以前アメリカのみを舞台として発表されたPlayStation2用ゲームソフト『桃太郎電鉄USA』(ハドソン)では通貨単位がドルであり、前回の世界規模シリーズである『桃太郎電鉄WORLD』では円が採用され、本作でも通貨単位は円で統一されている。

 ちなみに、紹介映像を見るとニューヨークやローマなど有名な都市だけでなく、エチオピアのバヒルダルやアイスランドのレイキャビク、南極基地など、実際に行くことが難しそうな国や都市に行くことができ、どの国にどんな名産品があるのかを見ることができるのが今から楽しみだ。

 もう1点、桃鉄ファンが気になっているポイントといえば、貧乏神の進化だろう。

 従来の桃鉄シリーズでは、プレイヤーの誰かが目的地にゴールすると、目的地から一番遠くにいたプレイヤーに貧乏神が取り憑く。貧乏神はお金を勝手に使ったり、購入した物件を売却してしまったりと、何かとプレイヤーの邪魔をしてくるキャラだ。

 この貧乏神は一定の確率で進化し、より大きな損害を与えてくる“キングボンビー”や、借金の金額をサイコロの目の数の倍数で増やしてくる“ビッグボンビー”などになる。

 本作では新たな貧乏神の進化系として、強制的にプレイヤーをどこかに移動させ、移動距離に応じた高額移動費を請求してくる“世界旅行ボンビー”と、プレイヤーの持っているカードや物件を周辺の駅に勝手にばらまいてしまう“ばらまきボンビー”が発表されている。

 一見厄介な“世界旅行ボンビー”だが、移動先が目的駅だった場合にホールインワンボーナスが適用されたりと、一発逆転も狙える可能性があるのではないだろうか。

 本作についてSNS上では、「家族で世界旅行しながら勉強もできて楽しみ」「日本人がおおよそ知らないアフリカ各国の首都も駅になっててすごい」などの期待の声があがっており、桃鉄シリーズイチの“神ゲー”になる可能性を秘めている。

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