『聖闘士星矢』黄金聖闘士の不人気キャラは誰? 凶暴、かませ犬、ナルシスト…

2023年にハリウッド版実写映画が公開された『聖闘士星矢』に懐かしい気持ちを抱いた人も少なくないだろう。聖衣(クロス)をまとった聖闘士が戦う姿に心を奪われ、友達と技の名前を叫んだ過去は、子どものころの良き思い出だ。一方、聖闘士星矢のせいで恥ずかしい思いをした人もいる。それは「黄金十二宮編」に登場する黄金聖闘士の影響だ。本記事では、黄金聖闘士が理由で恥ずかしい思いをしたであろう3つの星座について解説する。

『聖闘士星矢』黄金聖闘士が原因で恥ずかしい思い?【写真:Getty Images】
『聖闘士星矢』黄金聖闘士が原因で恥ずかしい思い?【写真:Getty Images】

星座を口にするのが恥ずかしくなった人も

 2023年にハリウッド版実写映画が公開された『聖闘士星矢』に懐かしい気持ちを抱いた人も少なくないだろう。聖衣(クロス)をまとった聖闘士が戦う姿に心を奪われ、友達と技の名前を叫んだ過去は、子どものころの良き思い出だ。一方、聖闘士星矢のせいで恥ずかしい思いをした人もいる。それは「黄金十二宮編」に登場する黄金聖闘士の影響だ。本記事では、黄金聖闘士が理由で恥ずかしい思いをしたであろう3つの星座について解説する。

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「黄金十二宮編」で黄金聖闘士はそれぞれ十二星座の名のついた聖衣をまとって、聖域(サンクチュアリ)を守護していた。主人公・星矢たち青銅聖闘士が、女神・アテナを救うために黄金聖闘士との戦いに挑むストーリーだ。黄金聖闘士は、圧倒的な実力と金色の鎧を身にまとったかっこ良さから、当時の子どもたちの心をわしづかみにしていた。しかし、次に述べる3人の黄金聖闘士に関しては、どうやら人気があるとは言えないようだ。

 その1人が、蟹座のデスマスクだ。彼の大きな特徴は、敵を倒すためならばどんな手でも使う卑怯者のような一面である。実際、ドラゴンの青銅聖闘士・紫龍との戦いでは、遠く中国から彼の無事を祈る女性・春麗に対して、気が散るからという理由で殺そうとしている。

 この凶暴性から、蟹座の聖衣に見放されたデスマスクは、強制的にパワーダウンしてしまい、紫龍によって倒されるのだ。デスマスクの強者らしからぬ所業も相まって、SNS上では「デスマスクと同じ誕生日の私は非常に嫌な気持ちだった」や「蟹座というだけでコケにされている友達を見てきた」と蟹座の人たちにとっての残念な思い出になっているようだ。

 デスマスク同様に、聖闘士としての資質を疑われたのが、魚座のアフロディーテ。彼は力こそ正義という信念を持ち、悪に染まった教皇に従い行動していた。アンドロメダの青銅聖闘士・瞬との戦いでは、瞬の師匠を殺したのは自分だと自慢気に語り、瞬を精神的に追い詰める。聖闘士のなかでトップクラスの美貌を誇り、ナルシスト気質なところも嫌われる要因の1つだろう。

 アフロディーテには、「美形なだけのキャラ」という意見や「よりによって誕生日がアフロディーテと同じなのでもはや呪い」というような、魚座のファンの嘆きとも言える声がSNS上であがっている。

 ここまで紹介した2人と違い、悪行をしていないにも関わらず人気が低い聖闘士がいる。牡牛座のアルデバランだ。屈強な体で、拳での戦いを重視する剛の者。役目に忠実で、主人公・星矢との戦いでは必殺技・グレートホーンを駆使して星矢を追い詰める。しかし、星矢がセブンセンシズに目覚めるきっかけを与えてしまい、アルデバランは自慢の角を折られて自ら敗北を認める。まるで、星矢を目覚めさせるためのかませ犬のような扱いだ。

 屈強な見た目と、かませ犬っぷりもありSNS上では「かませ牛ことアルデバランだよ悪かったな」や「アルデバランさん、十二宮のポジション的に無念」との声があがり、残念な扱いに同情する声すらあがっている。かくいう筆者は牡牛座なので、子どものころにほかの星座がうらやましいと思っていた記憶がある。

 今回取り上げた3人は、別の作品で活躍が描かれたこともあり、近年では評価する声もある。連載終了からかなり年月がたつ作品にもかかわらず、黄金聖闘士が理由で特定の星座に嫌な印象が記憶に残っているのだから、子どものころの記憶とは恐ろしいものだ。

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