櫻坂46藤吉夏鈴、ドラマ初出演 長崎弁での演技に苦戦「イントネーションも1から練習」

アイドルグループ・櫻坂46の藤吉夏鈴がWOWOWの連続ドラマ『アオハライド Season2』に出演することが10日、分かった。

櫻坂46の藤吉夏鈴が『アオハライド Season2』に出演する
櫻坂46の藤吉夏鈴が『アオハライド Season2』に出演する

Season2の放送・配信スタートは、24年1月19日

 アイドルグループ・櫻坂46の藤吉夏鈴がWOWOWの連続ドラマ『アオハライド Season2』に出演することが10日、分かった。

 本作は、WOWOWで放送・配信中の連続ドラマ『アオハライド Season1』の続編。ダブル主演を務める出口夏希、櫻井海音をはじめ、志田彩良、莉子、新原泰佑、円神の宮里ソル、曽田陵介、EXITの兼近大樹らが集結したことでも話題を集めた。

 WOWOW製作ドラマの最新作としては初の試みとなるTVerでの見逃し配信も好調な中、午後11時から放送のSeason1最終話を前に、Season2から登場する新たな出演者が解禁された。

 原作は、『ストロボ・エッジ』『思い、思われ、ふり、ふられ』などのヒット作を世に送り出した漫画家・咲坂伊緒さんの同名作品。2011年より『別冊マーガレット』で連載が開始されると、主人公たちのひたむきな恋愛模様やさわやかな友情が共感と憧れを呼び、瞬く間に話題となった。現在までにシリーズ累計発行部数は、1300万部を突破している(電子版含む)。

 タイトル『アオハライド』には、『アオハル(青春)+ライド(ride)』=『青春に一生懸命乗っていく』という意味が込められており、「青春」が「アオハル」とも読まれるようになった起こりとも言われている。14年には実写映画化、テレビアニメ化もされた。

 なお、咲坂さんの作品史上、連続ドラマ化されるのは本作が初。今回のドラマ化では、原作の名台詞・名シーンはもちろん、全13巻に込められた魅力を余すことなく実写化するにあたり、Season1 / Season2の2部作で放送・配信する。

 Season2の放送・配信スタートは、24年1月19日に決定。藤吉のドラマ作品への出演は、今回が初。新たな登場人物の成海唯を演じる。唯は、“洸が長崎に引っ越した際に出会い、彼に想いを寄せる中学時代の同級生”という役どころ。洸の空白の3年間を知る唯の登場により、“あと1ミリ”だった双葉と洸の想いが少しずつ離れてゆく。そして、双葉に急接近する冬馬(曽田陵介)の行動により、双葉は次第に冬馬へ心惹かれてしまう。たぐり寄せあった双葉と洸の気持ちが、再び揺れ動く。

 実は、Season1の本予告で後ろ姿が、そして第7話の洸との電話越しの声ですでに唯が登場しており、SNS上で「唯役は誰?」など、話題になっていた。

 物語の行方を握る成海唯を演じることについて藤吉は、「“成海唯”が愛されるキャラクターになると良いなと思いながら演じました。初めてのドラマ出演ですし、『アオハライド』は、私にとってのお芝居の原点、スタートになると思います」とコメントした。

 併せて、TVアニメ『アオハライド』(14年/TOKYO MX他)で馬渕洸の声を演じた声優・梶裕貴がナレーションを務める、Season2特報映像も初解禁。今回のコラボは、梶が自身の公式Xで今作の連続ドラマ化に関して触れたことがきっかけとなり、実現した。

 以下、藤吉のコメント全文。

「本格的なドラマ出演は初めてで、今回のお話を聞いたときは、“私にできるのかな……”という不安もありましたが、台本を読んで、早く現場に入りたいと楽しみにしていました。原作は読んだことがありましたが、人物の背景にそれぞれの悲しみや苦しみがあって、今の年齢になって改めて読んでみても、面白かったです。

 私の母が長崎出身で、幼い頃に少しだけ住んでいたこともあるので、長崎弁も少しはできるかなと思っていたのですが、実際は難しくて…… イントネーションも1から練習しました。

 演じた成海唯は、洸を手に入れたいと想う意志の強い子です。Season1は双葉と洸の関係がメインで描かれていましたが、Season2は、唯が2人の仲を掻き乱していきます。Season1から観ている方は、『なんだ、この子は』となると思うのですが(笑)、私は人に対してこれほどまで熱をもって接することがあまりないので、唯を少し羨ましく思っています。愛されるキャラクターになると良いなと思いながら演じました。初めてのドラマ出演ですし、『アオハライド』は、私にとってのお芝居の原点、スタートになると思います。ぜひ、多くの方にご覧いただきたいです」

次のページへ (2/2) 【写真】制服を着用した藤吉夏鈴の全身ショット
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