SixTONES京本大我、ミュージカル主演「大人な恋愛作品で、僕にはまだ早いんじゃないかと」

SixTONESの京本大我が4日、新橋演舞場で舞台『シェルブールの雨傘』の初日前ごあいさつおよびゲネプロに出席。初日を迎えるにあたっての意気込みを語った。

舞台『シェルブールの雨傘』初日前ごあいさつおよびゲネプロに出席したSixTONES・京本大我【写真:ENCOUNT編集部】
舞台『シェルブールの雨傘』初日前ごあいさつおよびゲネプロに出席したSixTONES・京本大我【写真:ENCOUNT編集部】

全編が音楽のみで構成された作品

 SixTONESの京本大我が4日、新橋演舞場で舞台『シェルブールの雨傘』の初日前ごあいさつおよびゲネプロに出席。初日を迎えるにあたっての意気込みを語った。

 本作は、1964年に公開されたジャック・ドゥミ監督の映画が原作。せりふも含めた全編が音楽のみで構成され、その表現と作品性が高く評価されて、第17回カンヌ国際映画祭でパルムドールを受賞した。その後、83年に日本で舞台化され、これまでさまざまなキャストで再演を重ねてきた。この度、新たなキャストと演出により約10年ぶりの上演となった。

 主演を務める京本は、「まずお話をいただいたときは『とても大人な恋愛作品だな』と思って、僕にはまだ早いんじゃないかなと思いました」と心境を明かした。

 一方で「これまで井上芳雄さんや坂本(昌行)くんなど、名だたる先輩方がこの作品を大事に大事に演じてこられましたので、そのプレッシャーに打ち勝ってバトンをしっかりつないでいけるように大事に大事に演じきりたいと思っております」と意気込んだ。

 出演者の意気込みを受け、再び締めのあいさつを求められると「この作品は全編音楽ということですが、きっとその経験をされた出演者も少ないと思いますので、たくさんの挑戦が詰まった作品です。そんなに短くも長くもない稽古時間だったのですが、1日1日を向き合っていたらあっという間に初日を迎えてしまったという感じです。果たしてどこまで自分が準備できているのか、この作品がどう届くのかを俯瞰で見られないくらい夢中で日々をかけぬけてきました」とアピール。

 そして「ただ言えるのは」と切り出し、「すてきなスタッフさん、海外からの音楽アドバイザーとして来てくださった方、ミシェル・ルグランさんの奥さまからお手紙で愛のあるメッセージもいただいて、たくさんの方に支えていただいてこの作品を届けることができるという自負があります。美しくすてきで、人間味の詰まった作品になっていますので、どうか1人でも多くに人にこの作品を見ていただいて、深いメッセージや想いが伝わればいいなと思っています」と力強く語った。

 京本は昨年、新橋演舞場にて上演された『流星の音色』でも主演を務めていた。

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