アニメ『鬼滅の刃 柱稽古編』は全何話? 放送形式やアニメオリジナルへ高まる期待

2023年6月18日に最終回を迎えた『鬼滅の刃 刀鍛冶の里編』。その次の物語として「柱稽古編」の放送が予定されている。しかし、原作漫画では10話にも満たない話数なことから「修行だけで1クールやるのか?」「テレビスペシャルでやるのだろうか……時間的に収まる?」など、SNS上では柱稽古編が全何話になるのか議論されている。そこで今回は、アニメ『鬼滅の刃 柱稽古編』がどのような放送形式になるのか考察しよう。

『鬼滅の刃 柱稽古編』ティザービジュアル【画像:(C)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable】
『鬼滅の刃 柱稽古編』ティザービジュアル【画像:(C)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable】

それほど長いエピソードではない「柱稽古編」…どこで区切るべき?

 2023年6月18日に最終回を迎えた『鬼滅の刃 刀鍛冶の里編』。その次の物語として「柱稽古編」の放送が予定されている。しかし、原作漫画では10話にも満たない話数なことから「修行だけで1クールやるのか?」「テレビスペシャルでやるのだろうか……時間的に収まる?」など、SNS上では柱稽古編が全何話になるのか議論されている。そこで今回は、アニメ『鬼滅の刃 柱稽古編』がどのような放送形式になるのか考察しよう。

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(※以下、漫画の内容に関する記述があります)

 23年10月現在、ファンから予想されることの多い放送形式は、変則的なテレビスペシャル形式だ。例えばアニメ『ONE PIECE』ではこれまで何度かスペシャルエピソードが放送されている。近年では、アニメ『進撃の巨人 The Final Season完結編』の前編が、23年3月に1時間スペシャルで放送された。短いエピソードとなる柱稽古編であれば、2時間程度の尺があれば描けるのではないか、という予想がネット上で駆け巡っている。

 柱稽古編はその名の通り修行パートであり、敵とのバトルもない。人気のある「無限城編」に早く話を進めるのも、商業的にありなのかもしれない。ただしその分、オリジナルエピソードを挟む余裕は無くなるというデメリットがある。

 次に考えられるのは、無限城編の内容に追加する形で1クールにまとめて放送する形式だ。1クールを全12話で放送すると仮定した場合、筆者の考察では柱稽古から無限城での戦いに入り、上弦の参・猗窩座との戦いに入る程度まで話が進む可能性がある。

 実際、アニメ『鬼滅の刃』第2期では、劇場版として公開された「無限列車編」をテレビアニメとして再構成し、続けて次のエピソードである遊郭編が放送された。ファン待望の無限城編が続けて見られるのであれば、喜ぶ人も多いだろう。

 しかし、無限城編は原作漫画では50話以上続いた長編エピソードであり、2クールあっても最後までたどりつかない可能性がある。そのため、やむを得ず中途半端なところで区切らなければならないのが難点だ。

 もちろん柱稽古編だけで1クール放送するという形式も考えられる。アニメオリジナルのエピソードをこれまで以上に増やせば、柱稽古だけで12話を持たせるのも可能だろう。

 例えば人気キャラである冨岡義勇や時透無一郎の出番を増やし、柱稽古の内容をより掘り下げるようなオリジナルエピソードはどうだろう。ネット上でもアニオリを期待する声は多く「アニオリで無限城編に繋がる描写の補足をするのではないか」「冨岡さんと錆兎の話を盛ってもらえると嬉しい」などの声が寄せられている。

 ただし、アニメオリジナルエピソードは賛否が分かれやすいもの。原作の補足程度の描写は歓迎しても、大幅な改変には批判の声が大きくなる可能性もあるのだ。そうなると柱稽古編だけで1クール放送は、オリジナルの比重が大きくなるため、個人的な見解ではやはり難しいように感じる。

 23年10月時点では、まだ放送日が未定の柱稽古編。放送形式はどうなるのか、アニオリで人気キャラの出番は増えるのか、公式の発表に注目したい。

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