重岡銀次朗、“因縁”バラダレスを牽制「変なバッティングとか…普通にやれば勝てる」

ボクシング興行「3150FIGHT vol.7 ~拳闘士はゲンコツで語る~」(7日・大田区総合体育館=ABEMAで全試合無料生中継)の前日計量が6日、都内のホテルで行われた。世界ミニマム級(47.6キロ以下)のダブル王座統一戦に出場する4選手は全員が一発クリア。メインイベントのIBF世界フェザー級(57.1キロ以下)2位決定戦(12回戦)に臨む、同級5位・亀田和毅(TMK)と同級12位レラト・ドラミニ(南アフリカ)もそれぞれクリアした。

前日計量を行った重岡銀次朗【写真:ENCOUNT編集部】
前日計量を行った重岡銀次朗【写真:ENCOUNT編集部】

1月の対戦では偶然のバッティングによりバラダレスが負傷、無効試合に

 ボクシング興行「3150FIGHT vol.7 ~拳闘士はゲンコツで語る~」(7日・大田区総合体育館=ABEMAで全試合無料生中継)の前日計量が6日、都内のホテルで行われた。世界ミニマム級(47.6キロ以下)のダブル王座統一戦に出場する4選手は全員が一発クリア。メインイベントのIBF世界フェザー級(57.1キロ以下)2位決定戦(12回戦)に臨む、同級5位・亀田和毅(TMK)と同級12位レラト・ドラミニ(南アフリカ)もそれぞれクリアした。

 兄・重岡優大とのダブル王座統一戦に臨む、銀次朗にとってバラダレスは因縁の相手だ。今年1月にバラダレスに挑戦したが、3R終盤に偶然のバッティングでバラダレスが負傷し、試合続行不可能で無効試合となっていた。

 銀次朗が優勢な展開だっただけに、一部で物議を呼ぶ結果に。8月に再戦が決まっていたが、今度は銀次朗の怪我で延期になっていた。

 金髪に髪を染めた銀次朗は「無事自分も相手も計量クリアできて明日戦えそうなので、ホッとしているのと、めちゃくちゃ今体調がいいので明日楽しみです」とリラックスした様子で意気込みを口に。再戦となることについては、「しっかり実力を証明して、自分は自分のボクシングをやって、変なバッティングとか(なければ)、普通にやれば勝てる。自分のほうが実力は上。しっかりKOしたい」と釘を刺した。

 一方のバラダレスも「モチベーションすごくあります。楽しみにしていてください。面白い試合になります」とニヤリ。「(前回のバッティングは)アクシデントはしょうがない。スポーツはそういうもの。今度は気を付けて、決着つけたいです」と完全決着を誓った。

 銀次朗の試合の前には、WBC世界ミニマム級王座統一戦で正規王者パンヤ・プラダブスリ(タイ)に、暫定王者・重岡優大(ワタナベ)が挑戦。兄弟でのダブル世界王座統一戦として行われる。

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