臼田あさ美、3年ぶりに木曜劇場出演 松下洸平演じる椿の婚約者役に驚き「意外でした!」

俳優の臼田あさ美が10月12日にスタートするフジテレビ系連続ドラマ『いちばんすきな花』(木曜午後10時)に出演することが29日、発表された。3年ぶりの木曜劇場出演となる。

『いちばんすきな花』に出演する臼田あさ美【写真:(C)フジテレビ】
『いちばんすきな花』に出演する臼田あさ美【写真:(C)フジテレビ】

10月12日にスタートする『いちばんすきな花』に出演

 俳優の臼田あさ美が10月12日にスタートするフジテレビ系連続ドラマ『いちばんすきな花』(木曜午後10時)に出演することが29日、発表された。3年ぶりの木曜劇場出演となる。

 同作は4人の俳優が主演を務める新しい形の“クアトロ主演”ドラマ。社会現象とも呼ばれた『silent』(2022年10月期/フジテレビ系)でプロデュースを務めた村瀬健氏と脚本家・生方美久氏が再びタッグを組み、“男女の間に友情は成立するのか?”をテーマにくすっと笑って、ふわっと泣ける、新しいスタイルのドラマを届ける。主人公を多部未華子、松下洸平、今田美桜、神尾楓珠の4人が務める。

 この物語の主人公は潮ゆくえ(うしお・ゆくえ/多部)、春木椿(はるき・つばき/松下)、深雪夜々(みゆき・よよ/今田)、佐藤紅葉(さとう・もみじ/神尾)という別々の人生を送ってきた4人の男女。年齢も性別も、育ってきた環境も全く違う4人がある日、「唯一心を許せた異性の友達が、結婚を機に友達では無くなってしまった」、「結婚を考えていた彼女を、彼女の男友達に奪われた」、「友達になりたいだけなのに、異性というだけで勝手に恋愛と捉えられてしまう」、「友達の友達もみんな友達と思っていたが、気付けば本音を話せる相手はいなかった」と、それぞれの日常のなかで“友情”や“恋愛”にまつわる人間関係に直面してしまう。境遇だけでなく、考え方も全く違う4人が、ふとした出来事を機に巡り会い、“友情”と“恋愛”というテーマに自然と向き合っていくことになるストーリー。

 臼田が演じるのは、主人公の1人・椿の婚約者・小岩井純恋(こいわい・すみれ)。椿とはもともと高校時代の同級生で、卒業後しばらくしてから、別の同級生の結婚式で再会したことをきっかけに交際。結婚も決まり幸せそうな2人だったが、椿はたびたび聞かされる純恋の“男友達”の存在が気になっていた。

 臼田は10代でモデルとしてデビュー後、女優として活動を開始。映画『恋空』(2007年)、や『東京DOGS』(09年10月期/フジテレビ系)といった話題作に出演するなど注目を集めると、映画『ランブリングハート』(10年)で初主演を果たした後、映画『愚行録』(17年)では、第39回ヨコハマ映画祭助演女優賞を受賞。ドラマでも『家売るオンナ』(16年7月期/日本テレビ系)や『架空OL日記』(17年4月期/読売テレビ・日本テレビ系)、『イチケイのカラス』(21年4月期/フジテレビ系)と人気作品に出演を続けている。

 そんな臼田がフジテレビ系連続ドラマに出演するのは『ラジエーションハウスⅡ~放射線科の診断レポート~』(21年10月期/フジテレビ系)以来で、木曜劇場への出演は『アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋』(20年7月期/フジテレビ系)以来3年ぶりとなる。

 臼田のコメント全文は以下の通り。

――今作出演のオファーを受けての印象を教えて下さい。

「お話をいただき、村瀬さん×生方さんのタッグということで台本を読む前からワクワクしたのを覚えています。ただ役どころは意外でした!」

――台本を読んでの感想をお聞かせ下さい。

「今まで何度か感じたことはあるけれど、何となくやり過ごせてきた日常の中での違和感のようなものを、丁寧に紐解(ひもと)いて言葉を紡いでいる台本だと感じました。会話劇の中に、妙に腑(ふ)に落ちるフレーズが落ちていたり、どんなシーンになるのか楽しみになる台本です」

――役の印象と、演じる上での意気込みを教えて下さい。

「そのまま、真っ直ぐ、演じたいです。“良い”とか“悪い”とか、そういう結論ではなくて、心が“通う”とか“通わない”とか、そういう感覚を大事にしたいと思いました」

――視聴者の皆さんへのメッセージをお願いします。

「誰かのセリフにハッとしたり、ホッとしたりしながら見ていただける作品になるのではないでしょうか。とても優しいドラマになれば良いなと思っております。是非、木曜劇場『いちばんすきな花』をよろしくお願いします」

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