格闘技イベント「RIZIN.44」（24日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ）の試合前インタビューが22日、行われている。摩嶋一整と対戦する横山武司（Swells柔術ジム）が2度目のRIZIN参戦を前に心境を語った。

　笑顔でリラックスした様子で会見場に登場した横山。減量について「今はちょっと辛い。でも、結構楽しみにも思えているので」と楽観的だった。

　初参戦の5月大会では山本琢也相手に1R・一本勝ち、戦績は5戦無敗だ。注目度も上がっているが、その点を問われると「注目されることは好き。だからといって緊張するタイプでもない」と語る。

　緊張しない理由については「キャリアが短いから。デビューしたのが1年半くらい前なのでプレッシャーが一切ないんですよ。長い年月、負けなしでやっていると負けたくないとなると思うんですけど、1年半しかやっていない。早い段階で負けも経験しとかなきゃいけないとも思う。今回の試合がどんな結果になっても僕にとってプラスになることしかない」と明かした。

　今回の相手・摩嶋はグラップラー。MMAでは「格上」と評価しているがグラウンド面について未知な展開はあるのかと問われると「僕が寝技で知らない展開はない。パウンドとかタックルとかあるけど、寝技のテクニックで僕が知らないものは100％存在しない」と豪語していた。

　フェザー級中心の大会となるが「8人出場すると思うんですけど、僕が1番キャリアがないし、知名度もない。『結構やるじゃん』って思われるような試合ができたらいいな」と終始リラックスしていた。