Snow Manの目黒蓮が主演を務めるTBS系連続ドラマ『トリリオンゲーム』（金曜午後10時）が15日に最終回を迎えた。今回はラストシーンで登場したイタリアの高級スポーツカー「ランボルギーニ」の「アヴェンタドール」に注目が集まっている。

　同作は、「ビッグコミックスペリオール」（小学館）で連載中の同名漫画（原作：稲垣理一郎、作画：池上遼一）が原作。目黒演じる“世界一のワガママ男”のハルこと天王寺陽と、“気弱なパソコンオタク”のガクこと平学(佐野勇斗)がゼロから起業し、ハッタリと予測不能な作戦で1兆ドル（トリリオンダラー）を稼いで「この世のすべてを手に入れよう」と成り上がっていく。

（※以下、ドラマの内容に関する記述があります）

　日本最大IT企業「ドラゴンバンク」の社長・黒龍一真（國村隼）は、波にのっているハルたち「株式会社トリリオンゲーム」を潰すため、不正アクセスですべての事業部のデータと顧客情報を流出させた。

　信用を失ったトリリオンゲームの売上は激減し、社長の高橋凜々（福本莉子）は責任をとって辞任。トリリオンゲームは買収され、ドラゴンバンクの子会社になってしまう。しかしハルは、ドラゴンバンクを「丸ごといただく」ためにあえてドラゴンバンクに寝返り、黒龍のもとで役員として働きながら、復讐（ふくしゅう）のタイミングを伺っていた。

　ハルはガクと協力し、黒龍がこれまでもみ消してきた不正行為の証拠となるデータを盗み出す。さらに不正を隠ぺいしている様子も撮影し、これを取引材料に社長退任とドラゴンバンクの買収を要求する。ハルはインサイダー取引でひそかにドラゴンバンクの株を16％集めていたのだ。ハルは黒龍と娘の“桐姫”ことキリカ（今田美桜）に株を渡すよう迫り、2人は株を手放すことを決めた。黒龍は退任し、ドラゴンバンクはトリリオンゲームの子会社となった。

　トリリオンゲームの新社長にはガクが、ドラゴンバンクの社長には桐姫が就任し、2社は協力しながら事業を行うことに。さらに辞任した凜々はトリリオンゲームの傘下に入った老舗チェーン「密園フラワー」の社長に返り咲いた。

　インサイダー取引をしていたハルは自分が表舞台に立つことを避け、ガクたちの前から姿を消す。それから2年後、ガクの前にハルが現れる。

　驚きとともに「おかえり！」と喜ぶガクに、ハルは「早く乗れ！」と道路に停めてある車に向かう。それは価格が4000万円以上とされる真っ赤なランボルギーニのアヴェンタドールだった。「ええええ??」と絶叫するガク。ハルはエンジンをふかすと、ガクを連れて港湾エリアへ走る。海を眺めるハルはこれからのロードマップを描くと言い、「俺らのワガママは世界一だ」と笑うのだった。

　ハルはトリリオンゲーム社の規模が拡大した第8話で、高級車「メルセデス・ベンツ」の「マイバッハS650カブリオレ」を所有しており、高級車はこれで2台目。

　SNS上では、「ハルくんの車がマイバッハからアヴェンタドールにレベルアップしとったな」「マイバッハからのランボルギーニとかまじセレブやん」「マイバッハからランボルギーニか～。どちらも抜群に似合う男」と称賛の声が。また、「しかし、ハルくん、どこでなにしてたの？　あんな高級車乗れるって」「ハルくん2年間何してたの！　高級車えぐ」と、姿を消していた間のハルの動向が気になる視聴者も見られた。