【RTU】神田コウヤ、判定負けで準決勝敗退 手数少ない両者にレフェリー「あなたたちは戦う必要がある」

格闘技イベント「Road to UFC(RTU) シーズン2」が27日、シンガポール・インドアスタジアムで行われている。フェザー級トーナメント準決勝では神田コウヤ(パラエストラ柏)がリー・カイウェン(中国)に0-3の判定負けを喫した。

準決勝敗退となった神田コウヤ(右)【写真:Getty Images】
準決勝敗退となった神田コウヤ(右)【写真:Getty Images】

サイドステップで的を絞らせずも…

 格闘技イベント「Road to UFC(RTU) シーズン2」が27日、シンガポール・インドアスタジアムで行われている。フェザー級トーナメント準決勝では神田コウヤ(パラエストラ柏)がリー・カイウェン(中国)に0-3の判定負けを喫した。

 神田はプロMMA戦績が12勝4敗、ここまで4連勝中。今年2月に国内MMA団体「DEEP」のフェザー級暫定王者になった。トーナメント1回戦ではイーブーゲラと対戦。15分間の死闘を繰り広げ、3-0で判定勝ちを収めていた。神田はこの試合を自身のキャリアのなかでのベストバウトだと語っていた。

 3Rを通してサイドステップを踏みながら戦っていた神田。カイウェンもなかなか手を出すことができない。展開の少ない試合に観客ブーイング。2Rの残り1分半ごろにはレフェリーが試合をストップし「私は君たちの戦いを見なければいけないんだ。聞いてくれ。あなたたちは戦う必要がある。レッツゴー!」と声をかける場面もあった。

 ケージを常に回るように動いていた神田は、自身のタイミングでローキック、ハイキックを当てる。急に距離を詰めての膝蹴りもヒットしていた。タックルにに入りテイクダウンできなかったときは離れ際に縦肘や左フックを振っていた。手数は両者変わらないように見えたがジャッジ全員がカイウェンを支持。神田は0-3の判定負けを喫した。

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