【どうする家康】木村多江、松重豊の妻役で5度目大河「あらゆる感情を受け止めて寄り添う」

NHKは3日、大河ドラマ『どうする家康』(日曜午後8時)に俳優・木村多江が出演し、鍋を演じると発表した。木村は5作目の大河出演となる。鍋は、頑固で無口な石川数正(松重豊)を支えた糟糠の妻。秀吉(ムロツヨシ)との関係がこじれていく中、徳川のために我が子を人質として差し出すという夫の決断を受け入れる。孤立していく数正を支える理解者という設定。

木村多江
木村多江

頑固で無口な石川数正(松重豊)を支えた糟糠の妻

 NHKは3日、大河ドラマ『どうする家康』(日曜午後8時)に俳優・木村多江が出演し、鍋を演じると発表した。木村は5作目の大河出演となる。鍋は、頑固で無口な石川数正(松重豊)を支えた糟糠の妻。秀吉(ムロツヨシ)との関係がこじれていく中、徳川のために我が子を人質として差し出すという夫の決断を受け入れる。孤立していく数正を支える理解者という設定。

 木村は、出演オファーを受けたときの率直な気持ちを紹介。

「親孝行ができるし、素晴らしい俳優の方々とご一緒できる機会、何か学べたらと楽しみでした」

 演じる人物の印象もコメント。

「夫の数正さんは常に命をかけて戦っているので、癒しであり、彼の前では安定している人、また、寡黙なので、彼を理解しようと努力し、寄り添っている人と役をとらえ、現場では数正さんと演じる松重さんのあらゆる感情を受け止めて、寄り添うことを大切にしていました」

『平清盛』以来、11年ぶりの大河出演。久々に大河のスタジオに来ての感想はどうか。

「タイムスリップしたようで楽しく、スタッフの方々の細やかな職人技に支えていただき、とても役に入りやすく、以前も同じように感じたことを思い出しました」

 夫・石川数正役の松重豊と共演した感想はどうか。

「久々の共演でしたが、削ぎ落としていく芝居をしながらその人を語る、ということを学ばせていただき、また、とても日常的で、でも自分の中でジーンとくるシーンも2人で作ることができ、素敵な思い出になっています」

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