韓国発6人組Lapillus、8・2日本デビュー リーダーは福岡出身の20歳シャナ「ファンとたくさんの思い出を」
韓国発多国籍のガールズグループ・Lapillus(ラピルス)が今夏、日本デビューすることが10日、発表された。昨年、韓国でデビューを飾った6人組で、新曲『Who's Next』の日本語バージョンが8月2日にリリースされる。
日本、韓国、米国、アルゼンチン&フィリピンの多国籍ガールズグループ
韓国発多国籍のガールズグループ・Lapillus(ラピルス)が今夏、日本デビューすることが10日、発表された。昨年、韓国でデビューを飾った6人組で、新曲『Who’s Next』の日本語バージョンが8月2日にリリースされる。
メンバーは、リーダーで日本人のシャナ(野仲紗奈=20)、韓国人のベシ(18)、ソウォン(16)、ハウン(14)、米国人のユエ(18)、アルゼンチンとフィリピンの二重国籍を有するシャンティ(20)で構成している。韓国芸能プロダクションのMLDエンターテインメントが、オーディションで選んだ練習生からの精鋭たちで、福岡県出身のシャナは韓国で2年半の修行を経験。昨年12月に受けたENCOUNTのインタビューでは「中3で見つけた『K-POPコース』のポスターが、全ての始まりでした。それまでは看護師になることをイメージしていましたが、本当に自分のやってみたいことを考え、大好きなK-POPのアイドルになることを本気目指してスクールに通い始めました。高2でMLDエンターテインメントの練習になってからも、とにかく必死でした」と話していた。
同プロダクションに練習生で入所したのは2020年の初め。世はすぐにコロナ禍に入った。国内外のエンタメ事業が打撃を受ける中だったが、シャナは覚悟を決めてレッスンを受け続けた。そして、1度も帰国することなく、韓国でデビューした。昨年12月13日には、ようやく帰国し、名古屋市の日本ガイシホールで行われた「2022 Asia Artist Awards」で、日本のファンを前にパフォーマンスを初披露。同アワードでグループは、今後の活躍が期待されるフォーカス賞を受賞した。
グループ名のLapillusは、ラテン語で「光の方向によって色が変わる」の意味があり、関係者は「6人のカッコ良さが魅力」とアピール。日本デビュー曲となる『Who’s Next』は、ヒップホップのビートと力強いサウンドが特徴となっている。韓国を飛び出しての海外展開は既に始まっており、昨年9月に開催したフィリピンでのファンミーティングには、会場に約8000人が集結。SNSのフォロワー数も順調に伸びている。昨年のNHK紅白歌合戦には、TWICE、LE SSERAFIM、IVEと3組のK-POPガールズグループが出場。日本市場でもライバルたちはひしめいているが、シャナは強い気持ちを抱きつつ、「日本で活動することがとってもうれしいです。日本のラピス(Lapillusファンの総称)とたくさんの思い出を作りたいです」と話している。