元Jr.橋田康、現役ジャニーズに言及「中の人間を苦しめる行動を取っていることも理解している」

ジャニーズ事務所・ジャニー喜多川前社長(享年87)からの性被害を訴える元ジャニーズJr.で俳優・ダンサーの橋田康(37)が26日、東京・丸の内の日本外国特派員協会で記者会見を行った。

会見で胸中を語った橋田康【写真:ENCOUNT編集部】
会見で胸中を語った橋田康【写真:ENCOUNT編集部】

16日には立憲民主党に招かれ、カウアン・オカモトと国会でヒアリングを受けた

 ジャニーズ事務所・ジャニー喜多川前社長(享年87)からの性被害を訴える元ジャニーズJr.で俳優・ダンサーの橋田康(37)が26日、東京・丸の内の日本外国特派員協会で記者会見を行った。

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 会見で橋田は、ジャニー前社長から受けた性被害について赤裸々に告白。児童虐待防止法の改正を訴え、被害者と事務所の架け橋となることを表明した。

 今回、このタイミングで会見に臨んだ理由について、橋田は「この問題を長引かせれば長引かせるほど、今もジャニーズで頑張っているタレントの人たちがダメージを受け、苦しむ時間が長引いてしまう。僕自身が(ジャニーズ事務所の)中の人間を苦しめる行動を取っていることも理解しています」と言及。その上で「今のジャニーズ事務所には、性加害を行う人間はもういないと思っている。早く過去の事実の清算をして、クリーンな事務所として生まれ変わってほしい。ジュリー社長、僕たちの思いと向き合ってください」と訴えた。

 橋田は16日に立憲民主党に招かれ、同じくジャニー氏からの性被害を訴えている元ジャニーズJr.で歌手のカウアン・オカモト(27)と国会でヒアリングを受けている。そのなかで橋田は「13歳ごろ、(ジャニー氏から)性的被害を受けた。2回ほどあった」と証言。「子どもたちが被害に遭わず、真っすぐエンタメの世界を走れる場をつくることが大人のやること」と主張していた。

 一方、ジャニーズ事務所は14日、藤島ジュリー景子社長(56)がオカモトからの訴えを受けて、謝罪の動画と書面を発表。事実認定はなかったが、「コンプライアンス委員会」を設置して再発防止策を講じることを表明。さらには叔父・ジャニー氏と母親のメリー喜多川副社長(享年93)だけで会社の全てを決めていたことを「異常性があった」と断じ、経営体制の抜本的な見直しも宣言していた。

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