俳優の岡田准一、綾野剛が19日、都内で行われた映画『最後まで行く』初日舞台あいさつに広末涼子、磯村勇斗、柄本明、藤井道人監督とともに登壇した。

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　撮影現場では、岡田が“ひらパー兄さん”として出演している大阪府枚方市の「ひらかたパーク」のCMについて盛り上がった。綾野は「准一さん出ていますよね？　出たいです」と出演を熱望するも、個性的なCMゆえに、岡田は「綾野くんは出られないんじゃないの？」と首を傾げた。すると、綾野は「僕はトライストーン（所属事務所）のアンタッチャブルなんで大丈夫です」と返答したという。

　そんな綾野に対し、岡田は「ものづくりに対する情熱が本当に真摯。それが映画のなかでもあったから、共演して楽しかった。いいものを作るというスタンスなので心地よかった」と姿勢を絶賛。すかさず綾野も「准一さんの人間力がすごい」とお互いに褒め合い、最後は2人で「おま！」と「ひらパー」おなじみの決めセリフをポーズとともに披露。広末が「この映画の宣伝なのに、ちょっと『ひらパー』推しすぎじゃないですか？」と苦笑いでツッコんでいた。

　2014年に公開された韓国の大ヒット映画のリメイク版。ひとつの事故を発端に、極限まで追い詰められていく刑事の姿を描く。

　主演の岡田は次々に災難が降りかかる刑事・工藤を、綾野は工藤を追うエリート監察官・矢崎を演じた。激しいアクションシーンで、2人ともかすり傷を負ったが、岡田は「けがの基準が人と違う。かすり傷はけがに入らないよね？」と横に立つ綾野と目を合わせていた。