歌手のNOAが6日、初のワンマンライブ「NOA 1st LIVE “NO.A” TOUR IN TOKYO」を東京・EX THEATER ROPPONGIで開催した。

　NOAは12歳で韓国に単身渡り、韓国の大手事務所のYGエンターテインメントの日本人初の練習生としてダンス、語学などの基礎を徹底的に習得。2020年日本に戻り本格的にアーティスト活動を開始した。

　22年TBS系ドラマ『君の花になる』出演を経てリリースした待望の1stアルバム『NO.A』は、オリコン週間アルバムランキング2位、タワーレコード邦楽週間チャート1位、Billboard Japan Top Album Salesは2位、iTunes総合アルバム・ランキング1位、iTunes J-POP アルバム・ランキング1位に輝いた。

　本公演は、チケット発売と同時に2万を超える応募が殺到。昼夜2公演を行い、計3400人を動員した。8人のバックダンサーとともに、アルバムの楽曲を中心に展開されたパフォーマンスは、自身もコレオグラファーであるだけにシンクロも見事なダンスや、オーディエンスも巻き込んだ振り付けパート、そしてコロナ禍を経てのシンガロング、Ayumu Imazuをサプライズ・ゲストとして迎えた『Just Feel It feat. Ayumu Imazu』など、ハイレベルなパフォーマンスを見せた。

　公演中、初のアリーナライブとなる9月9日、10日開催の有明アリーナ公演の発表。また5月7日に配信された、SUNNY BOYプロデュースによるダンスナンバーの新曲『BURN』の発表とパフォーマンスもサプライズで披露され、会場を盛り上げた。

　NOAは、「コロナ禍でデビューして、悩んだこともあったけど、こうしてみんなに直接会えて本当に、本当に嬉しいです。みんな大好きです。ありがとうございました！」と涙ぐみながらコメント。そして、NOAは5月12日の香港を皮切りに、台北、バンコク、ソウルで初のアジアツアーを開催する。