ブアカーオは「俺レベルの攻撃を受けたことない」 安保瑠輝也が「日本で1番名の売れたタイ人」戦へ豪語

格闘技イベント「RIZIN.42」(6日、東京・有明アリーナ)の試合前インタビューが4日、都内で行われた。かつて魔裟斗を苦しめたレジェンドであるブアカーオ・パンチャメークと対戦する安保瑠輝也が試合前インタビューに応じた。

試合前インタビューに応じた安保瑠輝也【写真:ENCOUNT編集部】
試合前インタビューに応じた安保瑠輝也【写真:ENCOUNT編集部】

父親がセコンドに「お父さんに1番近くで見てもらいたい」

 格闘技イベント「RIZIN.42」(6日、東京・有明アリーナ)の試合前インタビューが4日、都内で行われた。かつて魔裟斗を苦しめたレジェンドであるブアカーオ・パンチャメークと対戦する安保瑠輝也が試合前インタビューに応じた。

 サングラスをかけ登場した安保は「早く試合をしたい。そういう気持ちが昨日あたりにピークがきまして、あとは水を抜くだけなんですけど、今からでも試合をしたいというくらい初めてこんなにワクワクしています」と興奮気味で語り出す。

 その興奮は自信の表れでもあった。「質も量も過去最高に仕上げてきた」と言いブアカーオとの対戦について「300戦近くでいろんなタイプと戦ってきたと思う。でも俺レベルの質の攻撃を食らったことはないと思っている。そこで勝負をしたいなと思います。俺の理想は電光石火です。3Rしかないですし、5Rくらいなら戦える体力づくりはしてきたので、3分×3R、見ていてつまらない試合にはならないと思います」と豪語した。

 今回のセコンドには自身の父親が付く予定だ。そのことを問われると「プロのリングに立ってやる親父のセコンドは初めてかもしれないですね。小学生のときにタイに連れていってくれたのは強烈に記憶に残っていますし、自分が憧れた選手を倒すのが一種の親孝行ですよね。それをお父さんに1番近くで見てもらいたいという気持ちが大きいです」と理由を明かした。

 今年2月には「BreakingDown」に参戦し、“マルセイユの悪童”シリル・アビディと対戦した。新たに獲得したファンに向けては「僕の試合の面白さを分かっていると思う。3分×3R、濃縮された9分間で技の精度や破壊力、そういったものを楽しんでもらえればと思います」と語った。

 またライト層へのブアカーオの説明を求められると「伝説の選手、伝説のファイター。日本で1番名の売れたタイ人」と表現していた。

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