テニプリ公式“生首ヘアゴム”が「狂気過ぎる」と話題 ファン大歓喜の限定グッズの使い方

ミュージカルやゲーム化などでも人気のテニスマンガ『新テニスの王子様(テニプリ)』(許斐剛/このみ・たけし=原作)。昨年は約10年ぶりとなるテレビシリーズ『新テニスの王子様 U-17 WORLD CUP(アンダーセブンティーンワールドカップ)』も放送され話題を集めた。東京・池袋にあるアミューズメント施設「ナンジャタウン」では21日から、同テレビシリーズとコラボレーションしたイベントが始まる。催しではテニスの試合を行った会場がある、オーストラリアの街をキャラクターたちがかっ歩するなど、その世界観を楽しむことができる。SNSでは、イベント開催を記念したグッズについて、つぶやく声が多数。中でもキャラクターの顔がついた「アクセサリーゴムコレクション」は「生首ヘアゴム」と称され、トレンド入りする事態になった。ずらりと並んだ、ヘアゴムの写真を目にし、「待って、本当にどうして」と投稿した女性に聞いた。

昨年の夏、『ミュージカル新テニスの王子様Revolution Live 2022』のため、推しの名前を刺繍した特攻服を作成した、るいぴさん【写真:本人提供】
昨年の夏、『ミュージカル新テニスの王子様Revolution Live 2022』のため、推しの名前を刺繍した特攻服を作成した、るいぴさん【写真:本人提供】

「生首ヘアゴム」として早くも注目

 ミュージカルやゲーム化などでも人気のテニスマンガ『新テニスの王子様(テニプリ)』(許斐剛/このみ・たけし=原作)。昨年は約10年ぶりとなるテレビシリーズ『新テニスの王子様 U-17 WORLD CUP(アンダーセブンティーンワールドカップ)』も放送され話題を集めた。東京・池袋にあるアミューズメント施設「ナンジャタウン」では21日から、同テレビシリーズとコラボレーションしたイベントが始まる。催しではテニスの試合を行った会場がある、オーストラリアの街をキャラクターたちがかっ歩するなど、その世界観を楽しむことができる。SNSでは、イベント開催を記念したグッズについて、つぶやく声が多数。中でもキャラクターの顔がついた「アクセサリーゴムコレクション」は「生首ヘアゴム」と称され、トレンド入りする事態になった。ずらりと並んだ、ヘアゴムの写真を目にし、「待って、本当にどうして」と投稿した女性に聞いた。

 テニプリファンを仰天させたのは、21日からナンジャタウンでスタートする「新テニスの王子様 The Prince Goes Abroad 総集編」や、オンラインで販売される「ヘアゴム」だ。「アクセサリーゴムコレクション」と題したヘアゴムは、『新テニスの王子様 U-17 WORLD CUP』に登場する各キャラクターの「顔」がついたもの。青春学園中等部(全9種)、氷帝学園中等部(全9種)、立海大附属中学校(全9種)、比嘉中学校(全5種)、 四天宝寺中学校(全9種)、山吹中学校(全4種)の6校分がそれぞれランダムに封入され、価格は1個880円(税込み)。

 SNSでヘアゴムの画像が配信されると、その数の多さに「誰か企画段階で止めなかったの」「狂気過ぎる」と驚きの声が上がり、「生首ヘアゴム」がトレンド入り。「生首ヘアゴムってお団子につければ、360度テニプリで囲むことできるし、カチューシャにつければ、上空からもアピールできるってコト」、「ダブルス組は、ツインテールで使います」など、独自の使い方をあげるなど販売を心待ちにする様子がうかがえた。

 グッズの斬新さと共に、注目されたのが、大阪四天宝寺中の遠山金太郎を“推す”るいぴ(@ruipisama)さんの投稿だ。グッズの写真と一緒に、「テニプリ『グッズでヘアゴム出すよ!』←わかる テニプリ『顔がついてるよ!!』 待って本当にどうして」と素直な感想を配信すると、「正気じゃないんだよ」、「こえーよ!!!!」などの共感する人がうなぎ上りに。投稿からわずか2日で、10万3000件もの「いいね」を集めた。

 投稿したるいぴさんは「ナンジャタウンのイベントについては、以前から情報公開を心待ちにしており、グッズが解禁されたということでページに飛んだところ予想を遥かに上回るものだったためツイートいたしました」と説明。ずらりと並んだヘアゴムを見て「どの生徒にもファンがいるジャンルだと思っていたので、これまでグッズ展開が少なかった生徒のファンはうれしいだろうな…と喜ばしい気持ちでした。ただ、どう使えばいいのかは私も迷いました…!」と苦笑いしていた。

昨年4月、推しの遠山金太郎の誕生日を祝うために自宅に作った祭壇【写真:本人提供】
昨年4月、推しの遠山金太郎の誕生日を祝うために自宅に作った祭壇【写真:本人提供】

 テニプリの中の推しについては、「大阪四天宝寺中の遠山金太郎くんです」と即答。「心の底からテニスを楽しそうにしている姿、そして一般的にゴンタクレ、やんちゃな末っ子というイメージがとても強いのですが、実はとても優しく、正義感が強くてかっこいい所が大好きです」と愛を語ってくれた。

 実写化やゲーム化など、さまざまな形で展開されるテニプリについては「常に新しい成長を感じられるところ、個性豊かなキャラクターたち、そして原作者の許斐先生が『ハッピーメディアクリエイター』を名乗るように、テニスの王子様を通してたくさんのハッピーを感じられるところが何よりの魅力だと思います。そして多くの苦難に立ち向かって、日々コートに立つ彼らからもらうパワーもすさまじく、『これからも応援したい』と思わせてくれる作品」と熱い思いを吐露した。

 ヘアゴムについては「最初はどう使うか迷った」というるいぴさんだが「今年の6月に、『テニプリフェスタ2023 U-17 WORLD CUP』(神奈川・横浜で開催)という大きなイベントがあります。私はその際に痛バッグ、遠山金太郎くんの特攻服の完全装備で行こうと思っているのですが、その際に腕につけてアクセサリー代わりにしようかなと考え中です!」とうれしそうに話してくれた。

 投稿に集まったたくさんの共感の声については「正直ここまで反響が来るとは思っておらず、驚きました。ただ、引用リツイートを見ているとテニプリのファン以外もキャラクターの名前を知っていたり『いつもテニプリって楽しそう』と言う声が多く、改めてテニプリが多くの方の中で『楽しそうなジャンル』という認識があるのだなとうれしく思います。そしてこれだけ楽しそうなジャンル、という位置付けをしてくださった原作者の許斐先生には感謝しかありません。本当にテニプリを好きになれて幸せだし、毎日楽しいです」と声を弾ませていた。

次のページへ (2/2) 【写真】るいぴさんが驚がくしたテニプリ「生首ヘアゴム」
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