格闘技イベント「RIZIN.41」（4月1日、大阪・丸善インテックアリーナ）に出場する萩原京平（SMOKER GYM）と宇佐美正パトリック（Battle Box）が24日、公開練習を行った。

　東京・明大前に誕生して1年のジム「Battle Box」の屋上で行われた公開練習。人工芝の上で春の温かな日差しを浴びながら、気持ちよさそうにシャドーを披露。両選手ともリラックスした様子だった。

　今までにない形での公開練習。萩原は「こういう公開練習はなかったと思うし、開放的になれました。気持ち良かったよな？」と隣に座る宇佐美に語りかける。

　すると宇佐美は「建物の中ではなくて、自然の中で練習している感じが気持ち良かったです。普段は、練習終わった後にスパーリングの映像を見ながらストレッチするときに使っていましたね」と明かす。

　萩原の所属ジムは大阪にある。「Battle Box」について「このフロアに来たのは初めて。外もあるのがめっちゃいいなと思っていますね」とうなずいた。

　両者は普段からも交流がある。萩原は「東京でも大阪でも何回か一緒に練習しました。同じ大阪出身で今回が大阪大会ということで一緒に公開練習をすることになりました」と両者そろっての公開練習になった理由を語った。

　さらに宇佐美のストロングポイントについて問われた萩原は「爆発力とボクシングの技術は素晴らしいものがある。それを生かしてMMAにアジャストしてきてすごい選手だなと思います。一緒に練習したときもパンチがうまいなと思いました」と褒めちぎる。隣にいた宇佐美は恥ずかしそうにしていた。