俳優の橋本環奈が主演を務める、4月スタートのTBS系連続ドラマ『王様に捧ぐ薬指』（火曜午後10時）の追加キャストが17日、発表された。森永悠希、小林きな子、若月佑美、三浦りょう太（※）、小林涼子、利重剛の6人の出演が決まった。

　原作はわたなべ志穂さんによる同名漫画で、プチコミック（小学館）にて2014年～17年に連載されていた人気作。大好きな家族を守るべく結婚を選んだ“ド貧乏シンデレラ”の主人公・羽田綾華を演じるのは橋本。そして、業績不振の結婚式場を立て直すため、好きでもない女との結婚を選んだ山田涼介演じる“ツンデレ御曹司”こと新田東郷（山田涼介）が繰り広げる胸キュンラブコメディーだ。

　森永が演じるのは結婚式場「ラ・ブランシュ」の社長・東郷の秘書を務める秋田幸司（あきた・こうじ）。東郷とは上司・部下の関係だが、高校時代からの親友で気安い間柄だ。東郷や仲間内からは“ハチ”の愛称で呼ばれている。

　小林きな子が演じるのは綾華の上司・佐々木梅（ささき・うめ）。綾華がウェディングプランナーとして働く「ラ・ブランシュ」のマネージャーとして部下を束ねている。部下を色眼鏡で見ることはなく、同僚から悪評が立っている綾華のことを唯一認めている存在である。

　若月が演じるのは「ラ・ブランシュ」の社員・二階堂美咲（にかいどう・みさき）。綾華の同僚で、初めは綾華のことを良く思っていなかったが、次第に仕事ぶりを認めて打ち解けていく。

　三浦が演じるのは「ラ・ブランシュ」に異動してきた社員・竹本光輝（たけもと・こうき）。指導係である綾華の冷たい態度に怯むことなく、常に明るく接している。

　小林涼子が演じるのは東郷、ハチ（秋田幸司）と高校時代からの友人である岡田小夜（おかだ・さよ）。東郷の結婚を驚きながらも心から祝福する。明るい性格で愛されキャラの小夜は、東郷にも気やすく接する数少ない存在だ。

　利重が演じるのは東郷の父で「新田ホールディングス」会長・新田智宏（にった・ともひろ）。息子から結婚相手として綾華を紹介され、2人の結婚を祝福する智宏。だが、会社の将来を考えると息子には別の結婚の道があったのではと思っている。

　出演者のコメント全文は以下の通り。

○森永悠希
「すごく素敵なキャラクターで、僕自身、演じながらあたたかい気持ちにさせてもらってます！　ほんと……いい人です……（笑）。東郷の秘書、よき理解者、親友として、陰日向となって走り回るハチが愛らしく見えるよう、また、お茶の間の癒やしになれるよう努めてまいりたいと思います！」

○小林きな子
「“ド貧乏シンデレラ”と“ツンデレ御曹司”、その上お顔が美しいなんて堪りませんよね?。そんな美しいお二人の恋（？）模様が、今からとても楽しみです。綾華はその美貌が災いして大変な思いをすることもありますが、ド根性も兼ね備えたステキな女性です。そんな彼女を職場の上司としてあたたかく見守れたらな、と思っております」

○若月佑美
「橋本環奈さんとの共演もうれしかったですし、坪井監督も『私の家政夫ナギサさん』ぶりにご一緒させていただけてとても光栄に思っています。美咲は仕事に対して凄くきっちりしている人なので、仕事場での綾華との関係がどうなるのかにも注目してもらえたらうれしいです」

○三浦りょう太
「『王様に捧ぐ薬指』に竹本光輝役で出演します、三浦りょう太です！　素敵なキャストの皆さん、スタッフの皆さんに囲まれて楽しく撮影しております！　竹本は二次元のキャラクターに恋をしているという設定で、クランクイン前から僕自身アニメをたくさん研究しました。そんな竹本の個性あふれるキャラクターを見ている方々に楽しんでいただきたいです。竹本の個性を生かして、橋本さん演じる羽田（綾華）さんの普段とは違う一面を少しずつ引っ張り出せるように頑張っていきたいと思います。作品を通して竹本の素直さ、優しさが少しでも見ている方々に届いたらうれしいです！」

○小林涼子
「東郷の高校時代からの友人の小夜役を演じせていただきます、小林涼子です。私も原作を読ませていただき、キュンキュンした読者の一人として、ドラマ『王様に捧ぐ薬指』チームの一員になれたこと、とってもうれしく思います。東郷が結婚するのはちょっと寂しいような……？　ですが、幸せになれるよう見守りたいと思います。火曜日の夜、美男美女のカップルに胸キュンしていただけたらうれしいです」

○利重剛
「僕が演じるのは、愛情はありつつも厳しい態度で東郷に試練を与える父親。そこには少し事情もあるわけですが。スラップスティックからシリアスまで様々なテイストがぎゅうぎゅうに詰め込まれていて、どんな作品になっていくのか想像がつきませんが、出来上がったドラマを観ることを楽しみにしています」

※三浦りょう太の「りょう」＝けものへんに寮のうかんむりなし