TBSスター育成プロジェクト『私が女優になる日＿』から生まれたユニット・ブルーベリーソーダが9日、都内でデビューシングル『天使が通る』（5月3日発売）のリリース記者発表を行い、メンバーがそろって会見を行った。

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『私が女優になる日＿』（TBS系）は秋元康と田辺エージェンシーがタッグを組んだスター発掘・育成プロジェクト。2022年1月より実施された『season2』で応募総数約5500人の中から視聴者投票1位になった幸澤沙良が2代目グランプリに輝き、よるおびドラマ『差出人は、誰ですか？』（TBS系、22年）の主演の座をつかみ取った。

　そして幸澤を含めた『season2』のファイナリスト7人が新ユニット・ブルーベリーソーダを結成。今後さまざまな活動を通して知名度、好感度、芸能人力のアップを目指していく。今回はプロジェクト第1弾として、5月3日にファーストシングル『天使が通る』（作詞・秋元康）でCDデビューすることが決定した。

　ファイナリスト6位の鈴木悠華は、ユニット結成が決まったときの心境を聞かれると「まさか、自分たちが歌手としての活動をするとは思ってもいなかったのでびっくりしました」と振り返った。

　ファイナリスト5位の大橋小春は、「歌もダンスも初めてなので不安も大きいですが、表現力を高める大事なチャンスだと思ってブルーベリーソーダの活動を一生懸命頑張りたい」と意気込みを語った。

　ファイナリスト7位の田村藍は、「『天使が通る』は、秋元康さんの歌詞がすごく切ない歌なので、どの年齢層の方でも感情移入しやすい歌だと思いました。すごく耳に残る曲なので、家でも歌ってしまうことが多いです」とデビュー曲について紹介。

　ファイナリスト4位の大嵩愛花は、「私たちは女優を目指しているので、パフォーマンスをすることも大切にしています。『天使が通る』の2番には振り付けがない空白部分があって、（私たちが）歌詞を読み取って、思い思いに表現しています」と注目ポイントをあげた。

　ファイナリスト3位の馬越友梨は、「初めてのドラマ出演は、うまくお芝居ができなくて泣いてしまう日もありましたけれど、私がずっとやりたかったことで本当に楽しかったです。これから唯一無二の個性的な女優さんになって、見ていただいた方の心に残るようなお芝居ができるような女優になりたいです」と目標を語った。

　準グランプリの大平くるみは、「他のアーティストさんたちとは違う自分たちらしいパフォーマンスをして、たくさんの方に知っていただけるように頑張りたいと思います」と意気込んだ。

　グランプリを獲得した幸澤は、「秋元康さんから『これから楽しいこともあるけど挫折もたくさんある。でも挫折や失敗を繰り返すことで、その人の色がどんどんついていくから全部楽しんでやってみてほしい』と言ってくださったアドバイスがすごく印象に残っています」と振り返った。

　会見の前には、全員でデビュー曲『天使が通る』をパフォーマンス。両手を大きく広げたりクロスしたりする振り付けについて記者から聞かれると「天使の羽をイメージした“天使ポーズ”です！」と幸澤が答え、会場を和ませた。

○ブルーベリーソーダ（50音順）
馬越友梨（うまこし・ゆり）2008年1月1日（15歳）、大分県出身、特技はモダンバレエ
大嵩愛花（おおたけ・あいか）2004年9月14日（18歳）、岡山県出身、特技は歌、電子オルガン
大平くるみ（おおひら・くるみ）2004年4月20日（18歳）、鹿児島県出身、特技はバトミントン
大橋小春（おおはし・こはる）2007年3月25日（15歳）、愛知県出身、特技は器械体操
鈴木悠華（すずき・ゆうか）2008年9月21日（14歳）、愛知県出身、特技はピアノ、暗記
幸澤沙良（こうざわ・さら）2005年9月27日（17歳）、神奈川県出身、特技はテニス
田村藍（たむら・あい）2005年4月9日（17歳）、東京都出身、特技はパン作り