【100万回】ついに直木の“身体”が発見 悲しい展開に視聴者「ボロ泣きした」「つらい」

俳優の井上真央が主演を務め、俳優の佐藤健、松山ケンイチが共演するTBSドラマ『100万回 言えばよかった』(金曜、午後10時)の第4話が、3日に放送された。

手をつないで歩く悠依(右=井上真央)と直木(佐藤健)【写真:(C)TBS】
手をつないで歩く悠依(右=井上真央)と直木(佐藤健)【写真:(C)TBS】

“口笛”で存在を伝えられるようになった直木

 俳優の井上真央が主演を務め、俳優の佐藤健、松山ケンイチが共演するTBSドラマ『100万回 言えばよかった』(金曜、午後10時)の第4話が、3日に放送された。

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 同作は、脚本家・安達奈緒子が描く完全オリジナルドラマ。運命だと思った相手を突然失った主人公・相馬悠依(井上真央)と、悠依にプロポーズする直前に不可解な事件に巻き込まれ幽霊となってしまった鳥野直木(佐藤健)。直木の存在を唯一認識できる刑事の魚住譲(松山ケンイチ)。数奇な運命に翻弄(ほんろう)されながら奇跡を起こそうとする3人の姿を描く。

(※以下、ドラマの内容に関する記載があります)

 今回は直木の“身体”、つまり遺体が発見されてしまった。

 直木の悲惨な境遇を知った悠依は、見えない直木に「あなたが好き」と懸命に伝える。悠依の言葉に、「悠依に見えてなくてよかったぁ」と涙を流す直木。2人の姿を見た譲は、なんとか力になりたいと思うのだった。そんな中、河川から直木のスマートフォンが発見された。

 悠依は、直木が営む「洋食屋ハチドリ」で、脳神経内科医の宋夏英(シム・ウンギョン)に直木の幽霊がいることを打ち明ける。さらに、夏英の亡くなった夫にそっくりだという譲は、「幽霊が見える人間」だということも伝える。夏英は、「人間の脳はすっごいワガママなんです。悠依さんも、直木さんが消えてしまうのがとてもつらいから、脳が『いる』って思いこんでいる。幽霊はいません」と語る。

 その2人の背後に、直木と幽霊の先輩・樋口昌通(板倉俊之)が立っていた。昌通は「俺たちいるしなぁ……」と言いながら、テーブルの上にあるペーパーナプキンに息を吹きかけた。舞い上がるペーパーナプキンを見て驚く2人。昌通から「直木もやってみろよ」と言われ、懸命に息を吹きかける直木。ペーパーナプキンは微動だにしないものの、息を吹いた瞬間にかすかに口笛のような音が出た。

 悠依はこの音が、直木の口笛だと気づく。譲から、なぜ直木の音だと気づいたのか聞かれた悠依は、直木が昔から口笛が吹けなかったと伝える。里親のもとで共に暮らしていた時、悠依が聞いていた平井堅の「大きな古時計」を口笛で吹こうとして、うまくいかなった思い出を明かした。

 ある時、ハチドリのオーナーで子ども食堂を開催している池澤英介(荒川良々)から、悠依に連絡が入る。子ども食堂に参加していた男の子が、行方不明になったというのだ。男の子の居場所に心当たりがあった直木は、悠依からの質問に口笛で答え、居場所を知らせた。直木の口笛から男の子が山の中のキャンプ場にいると感じた悠依は、英介に伝えた。

 キャンプ場に向かった英介は、無事に男の子を発見する。しかし、同じ山の中で直木の遺体も発見されてしまった。自分の身体を見下ろす直木。駆けつけた譲に直木は、「やっぱ死んでたわ、俺」とつぶやいた。警察署で直木の亡きがらと対面した悠依は、「直木はこんな酷い、痛い、苦しい思いして死ななきゃいけないような人じゃない」と静かに憤り、「絶対に許さない」と怒りをあらわにした。

 歩きながら道端に泣き崩れる悠依のそばで、口笛が鳴る。それはたどたどしい「大きな古時計」の音色だった。悠依は直木の存在を感じ、「ありがとう」と感謝した。

 直木の死が確定しまった第4話に、SNS上では「ボロ泣きした」「つらい」「死んでたんだ(涙)」「それにしても悲しい回だった……」と悲しみの声が挙がっている。

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